クリスマスの献立覚書 2024

 クリスマスの献立覚書 2024

雛鳥のスタッフド・スチームローストチキン
マスタード・オーツクリーミーグレイビー
芽キャベツとパースニップのロースト

葡萄とクランベリー・ウェンズデリーチーズのリースサラダ
蜜柑と野菜のカラフルマリネ
ライ麦パンのカナッペ

クランベリージェリー・ポークパイ

魚介とレンティルのサフランスープ

*雛鳥のスタッフド・スチームローストチキン

オーブン無しで、なんとかローストする方法、苦肉の策で考えついた、フライパンで焼き目を入れてから鍋で蒸す方法のローストチキン。ライパンで焼き目を入れてから鍋で蒸す方法のローストチキン。

今年は、いつも使っているストウブ鍋が、スープで要り用だった為、雛鳥がすっぽり入るサイズの他の鍋?で、気がついた土鍋!なぜ、今まで思いつかなかったんだろう?!最高の調理器具じゃないですか?!

それに、つい最近、フライパンで蒸し料理をするのに、あると便利かなあと買い求めた道具がちょうど土鍋に収まるサイズでした。


前日に天然塩とオイスターソースを塗りこんで下味をつけておいた雛鳥。

今年のスタッフィングは炊いてあった玄米ベースの雑穀ごはんに、玉ねぎとリークのソフリット、ドライアプリコット、胡桃、スイートポテトの粗みじん切りを混ぜ合わせて、ナツメグで香りづけをしたもの。

つけ合わせにクリーム系のグレイビーとベリーソースを考えていたので、それに合うような玄米を使ったスタッフィングを考えてたら思いついた組み合わせ。これは、大成功でした。☺️

スタッフィングして、爪楊枝で閉じて、タコ糸で形を整えてから、フライパンで焼き色つけ。これが、結構大変だったりして。😅。オーブンだったら、きれいに焼き色がついてパリパリの皮になるのだけれど、致し方ない。でも、この焼いてる間、いい香りが漂うので、食欲が湧いてくるのですね。

普段、あまり使うことのない大振りの土鍋。小さな耐熱容器を土台にして、蒸し用の籠をセットしました。

なんと、パーフェクトサイズでした!☺️

熱々の蒸気で蒸していきます。ついでに、芽キャベツとパースニップも一緒に。

野菜は10分くらいで、蒸しあがり。雛鳥は焼き色をつけた時点で表面の8割くらい火が入っていたので、いつもより短めの蒸し時間、30分ほどで、出来上がっている感じ。土鍋の下に残っていた蒸す用の水分には肉汁がたっぷり入っていて、これがとても美味しい。だからそのまま、これを土鍋から小さな鍋に移して、水溶き片栗粉と粒マスタードで、グレービーに変身させます。

*マスタード・オーツクリーミーグレイビー

雛鳥の蒸し汁に、粒マスタード、オーツミルク(クリームの代わり、私が豆乳よりオーツミルクが好き、という好みのチョイスという理由、だから他のミルクでもクリームでも大丈夫)、水溶き片栗粉で、好みのとろみ加減にします。味見して塩気も調整。今回はAromatのお塩も使いました。


雛鳥は蒸し籠に入れたまま、土鍋に戻して、蓋をして保温しておきます。この余熱で、しっかり中まで火が通るし、柔らか〜くスチームローストした食感を楽しめます。

思いついて、ローズマリーをひと枝、さっとバターで炒め、グレービーと合わせて飾りに。

*芽キャベツとパースニップのロースト

蒸しあがった芽キャベツとパースニップをフライパンでバター、または、オイルソテー。

ここで、ローズマリーを一緒に香り付けしてもよかったかも。

*クランベリージェリー・ポークパイ クリスマス限定の市販のお惣菜。見栄えに惹かれて買ってしまいました。😆

*ライ麦パンのカナッペ*葡萄とクランベリー・ウェンズデリーチーズのリースサラダ 

魚介とレンティルのサフランスープ

イギリスは26日のFather Christmasまで連休が続きます。スーパーさえ閉店して、街も静かになります。皆、温かい家の中で、お食事したり、まったりしたりするとき。

料理をしながら、TVを流していたら、とある民放のテレビ局の企画で、ホームレスの人達を招待して、クリスマスのカジュアルごはんと、ゆっくり眠れる温かい寝床を用意してお迎えするという壮大な番組の中継をしていました。(そう、ロンドンはホームレスの人が本当に多いのです。かなり深刻です。)海沿いのホテルの宿泊施設をロケーションにした会場には、ヘアドレッサーなど身だしなみを整えてくれる美容関係のスペシャリストや、リラクゼーションの為のボードゲームなど用意した社交スペース、連絡の途絶えてしまった家族を繋ぐためのチャリティーワーカー、2週間で社会復帰を目指すための生活指導とサポートのプログラムのオファーなど、用意されていて、メディアのセレブのような有名人の人たちの姿もその中にあり、集まったホームレスに労いの声かけをしていたり、そういった番組をちらり見ながら、世の中もまだまだ捨てたものではない、こういった真摯な取り組みをこのクリスマスにやっている人達もいるのだなあと、胸が温まりました。

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