小麦/グルテンフリーのおもてなしごはん

  Wheat/gluten free 'Omotenashi' meals
小麦/グルテンフリーのおもてなしごはん

いんげんのオリーブおかか煮
紫ブロッコリーの胡麻おひたし

手巻き寿司
(お刺身、五味薬味、きゅうり、アボカド、ディル、紫蘇、ビーフステーキ)
ばらちらし寿司
合鴨の握り

オクラのスパイス天ぷら
玉ねぎとコリアンダーのかき揚げ
蕎麦


Family Reunion Day

スウェーデンから娘家族がやってきました。歓迎の夕餉。

家族の中に、小麦アレルギー、グルテンフリーの方がいるので、食材と調味料に注意して準備。

いつも使っているお醤油は小麦ベースなのでx、たまりと大豆由来のお醤油を使用。(でも、本来の醤油は発酵食品の為、発酵工程で小麦のアミノ酸が形を変えるため、一般的な小麦アレルギーは引き起こさない、という説も見つけました。。が、念の為、たまりと大豆由来のものに)

玄米に雑穀を混ぜ込むうちのごはんで、スペルト麦、フリーカ(焙煎青麦)はNG、でもキヌアはok。なので、玄米ごはん(発芽玄米)はキヌアのみ足しました。

さて、もうひとり、食べられないものがいろいろあって、おそらく馴染みのない和風の味つけはNG、でも、サーモン(お刺身かグリル)とビーフ(ステーキ)は好き(チキンはx)白米は大丈夫だろうけれど、酢飯や、玄米は、警戒されるかも、、野菜は、チップス(ポテトフライ)以外、ほぼほぼ全く食べない、と言う事でした。😅

しかし、せっかくコトリさんの里帰りなので、美味しい家庭料理/和食も食べていってほしい。アレルギーの食品はもちろん除外しながらも、献立の方は、割と自由に。

北欧は甘酸っぱい味つけのマリネなどもポピュラーなので、甘みのある味つけ、あと、シンプルに醤油(グルテンフリーのたまり、大豆醤油使用)とだしの味つけで。

メインは好きなものを好きなだけ、食べられる手巻きに決定。

手巻きに、チラシは、やっぱり華やぎます!!!さすが、世界に誇る'SUSHI'!!!

まずは、野菜つきだし。食べてみたいものを小皿に自分でよそってもらうスタイル。

*いんげんのオリーブおかか煮

*紫ブロッコリーの胡麻おひたし

揚げとこんにゃくの味噌煮 

こんにゃくは海外の人にとっては馴染みのない食感なので、まず、小さい部分を試食してもらうよう。揚げ(豆腐)はそれ自体に味がなくて味気ないと言う方もあるので、甘いお味噌風味をしっかり含ませておきました。こんにゃくと揚げと一緒に食べてもらうと美味しいことを説明。全員、’揚げ’’美味しい!”と言う嬉しい声。

*合鴨の握り'Otsumami' by Akiko Ikeda レシピより)

これは試作品を頂いたときに、痺れる美味しさ!で、鴨好きなコトリさんになんとしても食べてもらいたかった握り。スウェーデンの皆さんも、このアイデアに驚かれるでしょう。そして、きっとこの美味しいは伝わるはず。

しかし、鴨肉を焼いて、寿司飯を用意したところで、ゲスト到着。待っていてもらう代わりに、キッチンに来てもらい、各自で握ってもらうことに。

スウェーデン家族、初の握り挑戦😆 

結果、よかったんじゃないかな、逆に空気が和みました。

それに、なかなか上手に握れていました。私より上手!自分で握ったお寿司を食べるのも又楽しい。

そして、ビーフステーキしか食べないという彼女が、また、美味しい!!!とモグモグ😍

オレンジ風味の甘味噌がのっかっていて、この組み合わせが本当に素敵。

家族が握りずしで美味しい健闘をしている間に、ばらちらしのトッピングに取り掛かりました。

食べられるものが限られている人がいるから、バラバラに散らして良いか、それとも、苦手なものを取り分けやすいようにのせた方がいいか、聞いてみたら、散らしてok!という事だったから、豪快に。

お刺身は漬けにしておきました。お醤油をかけなくても、ちゃんと味があって、美味しい!

これも好評で、皆、きれいに完食。


*ばらちらし寿司 

混ぜ寿司ごはん(にんじん、こんにゃく、椎茸の煮つけ)

焼き海苔、煎り胡麻

お刺身の漬け

紫ブロッコリーの胡麻おひたし

厚焼きたまご

とびっこ


なんと、後から聞いたのが、キノコ類が大嫌いで絶対食べない人がいた。爆。それが、この椎茸の煮付け入り混ぜごはんも完食。あれ?もしかして?と思ったらしいけれど、美味しいから食べちゃったそう。ご家族が超驚いていました。普段、ほとんど野菜を食べないのに、前代未聞の食べっぷりだったそうです。

ブロッコリー、いんげん、胡瓜、アボカド、椎茸、にんじん、オクラ、コリアンダー、玉ねぎ、こんにゃくまで!

作った自分が一番嬉しい出来事でした😆

*手巻き寿司

お刺身(サーモン、まぐろ、はまち、海老)

きゅうり、アボカド、ディル、紫蘇、五味薬味

ビーフステーキ

(画像なし←そんな余裕はなかった)


本当は、手毬寿司を用意するつもりでした。きっと、スウェーデンでは食べる機会がないと思えたのですよね。好き嫌いの多い彼女にも可愛さでアピール、喜んでもらえるかなあと。。。(しかし、これは間に合わず、翌日の自分用にこさえたプレートの画像です)

海老手毬、合鴨手毬、山形のだし風軍艦、お刺身サラダ、後から、出したビーフステーキとクレソン手巻き。(これもAtsuko's kitchenのSUSHI MADE SIMPLEからのアイデア。これなら、スウェーデンでも再現できる!と好評)

しめは100%蕎麦粉のお蕎麦。
そばつゆは手作り。天ぷらはひよこ豆粉を使ったグルテンフリーのサクサク野菜天。(インディアンのカレースパイスをこっそり利かせました。)
まず、このグルテンフリーの野菜天を味見してもらいたくて、揚げたてをサーブ。

が、なんと、グルテンフリーの彼の為のメニューなのに、オクラは苦手!😅(多分、スライミーな食感が?)オクラと玉ねぎしか用意してなかったので、軽くショックを受けながら、他のみんなにも食べてみてもらいたく、とりあえず、出して、好きなものを好きなように、頂いてもらう塩梅。
気に入ったら、次に出すお蕎麦と一緒に、天ぷらそばにしてどうぞ!

なんと、オクラ嫌いの人が「このオクラはok!こんなオクラの食べ方は初めて、美味しい!!!カレーのスパイスが合う!」いや〜嬉しい😆 おまけに、野菜嫌いの彼女も普通にパクパク。お蕎麦と合わせて、そして「このスープ、美味しい、これ、全部飲み干してもいいの?」と、きれいに完食。

実は、市販の麺つゆが使えない(小麦が入っているから)ゆえに手作りめんつゆながら、いつも使っているお醤油ではなくて、新しいお醤油とたまりの組み合わせで、どうも味が決まらなくて。
心配だった為、朝一番に始めた作業が、蕎麦つゆ作り、で、出汁と、作りたての返しの味がどうもピンとこなくて、締めのメニューなのに、かなり不安だった、爆、が、いつの間にか、美味しくなってて、ほ〜んとに、ほっとしました。😌

*そばつゆ
美味しい出汁 1000ml
*返し
大豆醤油+たまり 80ml
みりん 大さじ3

返しを作って、出汁3:返し1の割合で合わせて、冷たいかけつゆ。
好みで、返しを足してもらいました。

時間なくて、えいやっていう盛りつけになってたり、

用意の間に合わなかった’握り’を、みんなで一緒にこさたのも、結果オーライ。

どうなることかと思ったけれど

一番のご馳走はみんなの笑顔でした💗

💗

おもてなしの翌日は、食卓のご褒美が続きます。

〜ハーフばらチラシ(かにかま、厚焼き卵、とびっこ)お刺身漬けサラダ、ビーフステーキとクレソンの手巻き、山形のだし風一口軍艦、合鴨、海老の手毬ずし、サクサク野菜天、冷やかけ蕎麦〜









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