ししゃも南蛮のブランチプレート＊心がヘタれた時の食養生

 ししゃも南蛮のブランチプレート

ししゃもを揚げて、カリフラワーの甘酢漬け＋ラディッシュおろし+お醤油少々、セロリの薄切りと合わせて

▫️揚げししゃも　紅南蛮おろし
▫️塩にぎり
▫️卵焼き

作りおき小鉢並べて

▫️ひじきと塩豚と蒟蒻の柚子味噌炒め煮
▫️切り干し大根のハリハリ漬けと胡瓜の小鉢
▫️スイートブロッコリーとさやえんどうの胡麻おひたし
▫️切り干し大根の戻し汁のお味噌汁(大根、大根菜、薄揚げ)

食欲がない時は、食べなくてもいい

ごはんというのは、無理して食べるものではないから

無理強いはストレスだし、本来はどの一口も滋養だと思うから

これは、ある食欲のない日の記録

いろいろな心配とかあれこれ気持ちが塞ぐことがあって、動くのもしんどい日

そういう日もあるから、一人住まいの人はもしかしたら定期的にやってくるdark waveみたいなものかも　w

そういう時もある

こういうのは、人間だから、孤独な時間が増えてきたら、あってあたりまえで、そういう時に、どれくらい自分が頑張ってるか、自分の事をわかっているのなら、今うまく波に乗ってスイスイと活躍している人達と比べて自己嫌悪に落ちたりするのはやめて、とりあえず、おそらく、自分にしかわからないけれど、これだけ大変なのに、ふんばって、まだ生きてるというだけでも善しとして。

そんなある日の、全然、食べるきがしない、始まりから、

でもとりあえず、お味噌汁と卵焼きだけ用意しよう、と、ふと思い

一汁一菜できたら、充分、自分に満点あげるくらい

そうして　重い腰あげて、台所に立って、野菜洗ったり切ったりしていると、不思議なもので、そういう事を丁寧にやると、自分が存在している意味は何なのかとか、思いつめる気持ちと反対に、その意味をここで作っているような気がする。

炒めたり、体を動かしながら、お味噌汁の味見しながら、卵を焼けば、台所はたちまち、お味噌汁と卵焼きの匂いになって、食べる気がしないなんてうだうだしてた人が、ししゃもが冷凍庫にあったな、久しぶりに南蛮漬けだったら食べたいな、となり

最後の二尾のししゃもを出して、セロリ千切りして、水にさらして、そうなると、作りおきの甘酢漬け、ハリハリ漬けも合いそうだから、取り出して、つまみ食いしてみたら、今日のハリハリ漬けには胡瓜を添えよう、で、胡瓜切って、ちょいポン酢かけて、小鉢が完成した。

ひやめしは冷たいまま、小さいおにぎりにしよう

ひとつはユカリ、ひとつは韓国海苔で、手に塩振って、塩むすび、食べれなかったら、後からでもつまめるから。

今日のお皿は何十年も前にantennaのまーちゃんレイちゃんから引き受けたペンギンカフェのお皿にしよう、とりだして、盛りつけて、結果、とても食欲がない人の食事とは思えない食卓となった

それにしても、心底お腹に沁み入ったのは、切り干し大根の戻し汁を使ったお味噌汁で、そのほんのりながら深い大地のような苦味が、じんわりと効いた。

心が弱って食欲がない時は、こういうお味噌汁が効くのかも。

苦味の養生。

週末の食養生メモ。

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