ししゃもの南蛮漬けと蕎麦の夏の重箱献立

真夏日の続くロンドン

週末は最高気温37℃とロンドンでは前代未聞の暑さでした。

家の中より、外の方が暑い!
イギリスの公共機関はエアコン完備ですが、冬は寒くとも、夏は涼しいので、エアコンも扇風機も持たない暮らしが普通です。

火を使う台所作業はなるたけ午前中の涼しいうちにすませて、午後は、家の中で涼しいスペースに移動して、涼をとりながら、作業しています。

さて、昨晩仕込んだ、ししゃもの南蛮漬けを主役に、何か、こさえることにしました。
先日、久しぶりにとり出した重箱も更なる出番を待っているようでしたから。

こういうことができるのも、今のうちだけかも、、外勤務が再開したら、時間的に余裕がなくなるかと思います。(が、しかし、本当のところは、こういうことができる余裕がある暮らしを維持しながら、家でも外でもバランスよく暮らしていけたら、という理想の暮らしのカタチが、このロックダウン中に見えてきました。)

*ししゃもの南蛮漬けの重箱
  • ししゃも南蛮漬け
  • スイートブロッコリーとほうれん草の胡麻おひたし
  • 冷やし茶碗蒸しスープ


*茶蕎麦の重箱


  • 茶蕎麦
  • 擂り胡麻入りつゆ
  • 搾菜のせ冷奴 お豆腐の上に搾菜、胡麻油、お醤油たらして
  • 焼き茄子とオクラと手羽先の煮込み 


一杯目の掛け蕎麦。氷浮かべて。揚げ玉にねぎ、切り海苔、山葵で、さっぱり、つるっと。

二杯目。蕎麦つゆに焼きなすとオクラと手羽先の煮込みを入れて。こっくりと。

茶碗蒸しスープは作りおきを冷ましておきました。

おかわりで五穀米 ラムソンの醤油漬け搾菜のっけて

ぱぱっと手早く食べても、ゆっくりでも、料理は同じなのだから、どちらでも、もちろんいいのだけど、時には、こういう食事をこさえることが自分への労りというか、私なりの自分を大切にする、という事に繋がるような気がするのです。
それは、命をつないでくれた親やご先祖様への恩返し、という気もします。
最大限にこの手を使って、そういう事を表現、カタチにしていけたらと思います。


ごちそうさまでした🙏