滋養の野菜スープ

Healing vegetable soup

滋養の野菜スープ


葉っぱつきのにんじんの、野菜の力がしみしみしているスープ。

有機野菜を土鍋に入れて、ヒタヒタのお水を注いだら、フタをして弱火でコトコト15分。

お塩も何も入れません。お水だけ。

粗熱がとれたら、このこし汁をお茶のように頂きます。

ほんのり〜甘くて、程よい苦味もあって、五臓六腑にしみわたります。


茹でた葉っぱとにんじんは、おひたしや、和え物、スープの具材などに使って頂きます。

硬い茎は、間食代わりに、そのまま束で掴んでむしゃむしゃ、チューインガムのように、味わったらさいならして。咀嚼することで、免疫力と並行する唾液促進と、口腔内の浄化を兼ねて。

本当に有機野菜は捨てるところがないです。

ありがとう。にんじん。😊

→ファイトケミカルスープ


<右脇腹の痛みとみぞおちの不快感>

先日、原因不明の右脇腹の痛みで目が覚めて、休んでたら良くなるかと思ったら、刻々と痛みが激しくなってきて、息をするのも苦しいほどになってしまいました。尋常じゃない状況に、急遽、救急病院に。

振り返れば、この一週間位、仕事もプライベートもドラマチックに忙しく、それに伴ってお酒の量が増えてたことがあって、ずっとみぞおちも重くて、自分にとって元気のバロメーターの食欲も激減していたし、、、これは、肝臓疾患の末期症状か、もしくは腎臓の急性疾患かと、緊急手術、入院もあり得るかと危惧しながら。😓(とにかく、痛かったし、怖かった〜、、、)

症状的に急性腎炎か、腎結石、もしくは、肝臓、または癌の可能性もあった為、救急病院では、肝臓、腎臓、心臓、肺と、血液検査からCTスキャンまで、半日かけて検査を受けた結果、内臓は全て問題なく、原因は内臓疾患じゃないという緊急医師の見解。何か重いものを上げ下げしたとか、患部を打ったとか、いわゆる筋肉打撲痛の症状だというのです。いや、ぶつけてないし、何もしていない。それにこれは打撲の痛みではなく内臓が締めつけられているような痛み、と、言っても、病院側も対処のしようがない。

とりあえず、痛み止めとビタミン剤を点滴投与してもらって帰宅。(ビタミン剤はストレス+飲酒状態が続いていた私の健康状態を危惧して処方された様子)しかし、どこも悪くないと言われても、何かが絶対的におかしいから、体が痛みを訴えてる。痛み止めと胃酸抑制剤を処方されたけれども、胃酸過多だと感じたことは全くなかったから、それも自分には必要ないと思えて、納得いかなくて不安が消えない。🤔

翌朝、まだ脇腹は痛く、痛くて咳もできない。横になった状態で、痛い箇所を探ってみると、脇腹の肋骨の真下、右側だけにしこりのようなものがあり、そこを押すと激痛。これは救急病院にいた時には気づかなかった事でした。やっぱり、何か見落としの内臓疾患があるのかも、、😣

改めて、かかりつけGPに行き、検査の結果を確認しながら、コンサルテーション。しかし、ここで、終始、ニコニコと穏やかな笑顔で対応してくださったポーランド人のドクター、祖国にいた時はOncology腫瘍を専門とされていたという、この先生との出逢いは幸運でした。

実際に触診してもらったところ、朝に発見した右肋骨下のしこりは’floating rib 浮遊肋骨の端っこ!でした。でも左側にはない、と言ったら、浮遊肋骨は成長過程で、左右対称じゃなくなる事がままあるのだそう。そして、触れるだけで激痛の肋骨ごしの背中は、異常が起きているのは奥の内蔵ではなく、皮膚のすぐ下の組織である証拠で、これは肋骨やその周りの筋肉、筋膜、筋に炎症を起こした「助軟骨炎」だろうという事。そして、みぞおち辺りの固く膠着して不快に感じる箇所は「胃」で、おそらく胃炎を併発している。

とにかく、検査結果からは、腎不全も肝臓疾患も腫瘍も一切ないから、その心配は必要なく、助軟骨炎の治療にフォーカスするなら、まず、炎症を緩和すること。無理な動き、運動は避けて、抗炎症作用の投与、そこで、先に処方されたお薬は’痛み’には効くが、抗炎症作用が含まれていなかったので、抗炎症作用の強いお薬に変えること、また、内服薬の場合、多少の副作用もある為、抵抗があるのなら、塗り薬を使う方法もある、という提案。(このドクターのお話で、ならば、私の専門分野のアロマセラピーで、抗炎症作用のブレンドを作ることが可能、という事に気づきました。目から鱗。)

助軟骨炎は、通常数週間、2、3ヶ月もすれば自然治癒するという事なのだけれど、最初に無理すると余計に長引く傾向があり、とにかく、今が肝心!

激しい運動もしていないのに、なぜ、助軟骨炎になったのかは、長期にわたる患部周りの臓器へのストレス〜外因的/心因的含めて、蓄積されていき、それが、最近の更なるストレスと飲酒によって烈火したのでは?さすが、飲酒問題の多いポーランド(こんな表現にして失礼🙏)の先生、長期のアルコール過剰摂取が引き起こす弊害について、然もありなん、と、いった具合で、だから、これからは、少し、量を気をつけてね、君の体重で代謝できる以上飲みすぎないようにね、と、やんわり。。。

また胃腸の不具合について、IBSだと思っていたけれど、50歳を過ぎてからIBSになるケースはないのだそう。(つまりIBS過敏性腸症候群ではない)胃腸の不快感も、おそらく、ストレスから。胃酸過多の症状、自覚が全くないとしても、胃腸が炎症をおこしている状態なので、胃酸分泌を抑えて様子を診た方が良いということで、とりあえず1週間〜できれば2週間、試すことになりました。

というわけで、いつもとはちょっと違う感じで、体調を労わりつつ、暮らす日々。

まずは、肝臓を労わる野菜スープ、で、にんじんだけだけど、これを少しづつ、じっくり、頂いて、アロマセラピーの抗炎症セルフケアと、今、勉強中の経絡つぼケアで、確実に、回復に向かっていると感じるところです。


検査の翌日、まだ痛みがあって、食欲もなかったけれど、この滋養スープが薬膳/その日一日の糧となりました。🙏