ファイトケミカルスープ/肝臓を労る命の野菜スープ
Fight Chemical Vegetable soup
2019年、血液の浄化に深く関わり、沈黙の臓器と言われる肝臓の具合が気になったのは、血液のさらさら度、血管年齢が疑われるような、静脈瘤予備軍みたいな目に見える状態が手先足先に現れて、血糖値も要注意となり、これは何とかしないといけないと、献立含めて、食養生を見直すきっかけになり「肝臓を労る野菜ブロス」に辿り着いたことがありました。
↑リンク先の美しい動画は、元々、大好きなPEACEFUL CUISINEによるものなの(今は発信元が御本人ではなくて、なぜだろう?)PEACEFUL CUISINEのほぼヴィーガンのお料理レシピYOUTUBEチャンネルはこちら→★(全ての動画自体がセラピューティック)
この体に良い成分たっぷりのお野菜を、極々弱火で煮出していって、その茹で汁のみを頂きます。
塩も何も加えない、これは、ほんのり、甘くて、それは優しい味で、感動的でした。
そして、また、最近、この肝臓を労る野菜ブロスを定期的に仕込んでは、ブロス作成に使ったお野菜を使った副菜など、あれこれ、試作しています。
ファイトケミカルについては、こちらのサイトにて詳しく説明されています→★ファイトケミカル革命(’命の野菜スープ’は商品化もされているそう)
明らかだけれど、一番良いのは、作ってまもない、熱々ではなく、ほんのり温かい状態をその時に頂くようです。しかし、それは全ての新鮮な食材に含まれる栄養は時間と共に弱くなっていく、自然の摂理そのもので、作ったら、なるたけ早めに美味しいうちに頂くのが良いわけで、作りたてでなければ意味がないと言うわけではなく、また、このスープに使う野菜は、出がらしと言うには勿体ない位、まだ旨味も繊維も含んでいます。(弱火で煮込まれた野菜は、クタクタではなく、とても消化しやすい状態でありながら繊維が残っています)
今回使ったのは、オーガニックの根菜メインで、にんじん、大根、ケール、キャベツ。これに、ヒタヒタに水を注いで、極々弱火で煮込みました。(重ねる順番は、マクロビの陰陽<陽の食材はエネルギーが上に上がる。隠の食材のエネルギーは下に下がる>ゆえに、この中では一番陽のにんじんを下に→大根→ケールとキャベツの順番で重ねました。
にんじんの茎を足したバージョン。スープはそのまま、飲み物としていただきます。
野菜だけでこんな旨味が出るなんて、驚くくらい。ケールや茎の苦味は全く感じません。
毎回、鍋いっぱいに作ってしまうので、このファイトケミカルスープ、冷めた後は、ジャーに入れて、冷蔵庫保管して、お水のように頂くか、他野菜の茹で汁、だし汁などを温めた時に、それで割って、スープとして頂きます。
野菜のファイトケミカルがたっぷりのスープに+ジャガイモの茹で汁(オリーブオイル、海塩)の食前酒ならぬ、食前茶。これだけで、美味しいから、野菜ってすごい。
この野菜スープには、ファイトケミカル+水溶性の成分が含まれているけれど、残った具材の野菜の方は、出がらしというには、もったいないくらい、風味も繊維もたっぷりと含まれているから、おじやに混ぜ込んだり、スープの具材にしたり、お惣菜にしたりと、大活躍してます。(以下、その残り野菜を使ったアレンジ献立)
★目玉焼き入り味噌おじや 茹で野菜+玄米おじや+お味噌汁+目玉焼き+胡麻油
*卵とじ滋養おじや 茹で野菜+大根の昆布煮+玄米おじや+卵とじ+ほうれん草、オクラ、人参の葉っぱのおひたし+擂り胡麻+黒七味
*茹で野菜と鶏鍋のリメイクドリア 茹で野菜+鶏鍋の残り+オーツミルクベースのホワイトソース+チーズ
*紫玉ねぎのポン酢マリネ+野菜ブロスのお野菜からの小鉢:大根とわかめのピリピリサラダ、紫玉ねぎとにんじんのキムチ和え
シンプルに、お味噌汁も美味しい!