滋養ごはん: Nourishing Phytochemical brown rice porridge
友人がコロナを発症して、熱を出して寝込んでいる事を知った矢先。
自分がコロナにかかった時の事を思い出しながら、まずはとにかく、じっくり寝て休む、免疫力のサポートに得意のアロマセラピーでラベンダー、ティーツリー、フランキンセンスを用いての気管支系からのケア。睡眠の質をあげる為に、リンパケアなども、寝たままやって過ごしたこと。
食はこの山を超えてからでよし。でも、うちの場合は、とにかく、お惣菜の作り置きが常時あり、ご飯もまとめて炊いたら一食分づつ冷凍しているから、寝たきりになっても、温めるだけで、ちゃんとした食事をすることができていました。
しかし、普通はそんなわけにもいかないだろうし、しばらくは自炊さえできないかも。
差し入れできるかどうかは別として、とりあえず、滋養ごはんを仕込むことにしました。
先日、星野源さんがコロナにかかって療養された時、唾を飲み込むのも辛いくらい、喉が痛かった、というお話を聞いて、そんな時でも食べやすいものと言ったら、クタクタに煮込んだおじや、茶碗蒸し、クリーミーなすり流し的なものがいいかな、と思えました。
なにはともかく、基本のごはん。うちのいつもの発芽玄米にキヌア、ミレット、ファーカなど雑穀を混ぜて炊いたごはんを土鍋でじっくり、おじやにすることに。
時々、作る有機野菜と水だけで、ことこと静かに煮て作る’肝臓の為のデトックスブロス’。
この日は、にんじんだけ。でも葉っぱの部分も使って、これは、粘膜や免疫機能に良いフィトケミカルを含んだ優しい甘味のスープになるのです。
*有機にんじんのデトックスブロス
有機にんじんと水を弱火にかけて、15分ほど煮込みます。粗熱がとれて、ほんのり温かいくらいになったら飲みごろで、そのままお茶として頂きます。この煮汁は、その日のうちに頂くのが一番良いらしいけれど、余った時は、翌日などのスープや煮物に使っています。
茹でた野菜も余すところなく、頂けるので、いろんな料理に使い回しできるように、切り方にバリエーションをつけています。
冷や飯に、この野菜ブロスをたっぷり合わせて、土鍋でことこと。
途中、お水も足して、3倍くらいの量のおじやになりました。
お米と野菜のほんのり優しい甘さのおじやです。柔らかいと言っても、咀嚼することも又、唾液を促進して、口腔内の免疫状態をあげてくれるので、ほんのりの味わいが咀嚼を促すはず。
その咀嚼力の事を思い出して、歯が健康な人であれば、つるんと飲み込むタイプの柔らかさでなくても、噛んで潰しやすい形状のお惣菜が良いと思えました。回復期に入ったら、そのほうがより免疫強壮を促すはず。おじやのお供には、鶏鍋を仕込むことにしました。続く。
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