北欧の味☆クロップカーカ、じゃがいものお団子の献立

Kroppkakor (Swedish dumplings)


北欧の家庭料理クロップカーカ、じゃがいものお団子、ポテトダンプリングの事。

溶かしバターとリンゴンベリーのジャムと一緒に食べるごはん

リンゴンベリージャムはすっきり酸味があって、北欧ではミートボールなどのお料理の付け合わせに使われます。イギリスや日本ではIKEAで売られているそう。


そして、中には、玉ねぎとベーコンや塩豚を炒めたものが入っています
バターの代わりに、マッシュルームのクリームグレービー
自家製ベリージャムと(リンゴンベリー風に甘さ少なめ) 意外と美味しい🙂

<北欧に暮らす人シリーズ>音楽家ルーさんの日常のひとこま。北欧の素朴な家庭料理と夜のくつろぎの時間。
愛娘のコトリさんがスウェーデン在住という事もあって、何度か訪れた北欧にはとても親しみがあります。モダンシンプルでそれでいて古き良きとてもオーガニックな人々、暮らし、街。

9分間の短編は、ちょっぴりくぐもったアコースティックなピアノのイントロにはじまり、昼間の街の音、自転車の音、アパートメントの階段を登る靴の音、静かなキッチンで紙パックから野菜を取り出す音、洗ったり、切ったり、捏ねたり、炒めたり、静寂の中で、ルーさんの生活の作法の音が心地よく響きます。

フローリングを歩く足音、セーターの擦れる音、ため息、話し声、笑い声、歌声、私たちの暮らしの中に、こんなにたくさん素敵な音があることに思わずときめきます。耳を澄ますと、なんとも、穏やかで平和な気持ちに包まれます。そして、Kroppkakorクロップカーカを作りたくなりました。


本来は、マッシュドポテトを使うのが一般的のようだけど、私はルーさんが作っていたお母さんのレシピが作りたくて、粗く削ったポテトに粉を混ぜる方法で作りました。又、この中で、ベジタリアンの人用にマッシュルームのフィリングも作っていたのを参考にして、三つのフィリングを作りました。

*クロップカーカ

  • じゃがいも
  • 小麦粉
  • 天然塩、胡椒
  • オールスパイス又はナツメグ

<フィリング>

  • ベーコン、塩豚と玉ねぎ炒め
  • マッシュルームと玉ねぎ炒め+ガーリックハーブオイル
  • ほうれん草炒めとチェダーチーズ

1 フィリング用の具材を切ります
2 じゃがいもの皮をむいて、ミキサーで削ったところ。フレッシュタイムもまだあるので、彩りと風味に添えました 
3 小麦粉、卵、ナツメグなどのスパイス、天然塩、胡椒を合わせます
4フィリング用の玉ねぎ、ベーコンなど、炒めておきます
洗いものを減らしたいので、フライパンひとつで、炒めていくんだけど、私はミーティーなので、ベーコンとかのお肉の甘みを、野菜具材に付けたくて、この順番に。でも、もし、ベジタリアンようにフィリングを作り分けるのであれば、野菜を先に炒めて、お肉という風に順番を変えます。
5 じゃがいもにフィリングをつめて、お団子にして、熱湯で5分くらい茹でます (写真のじゃがいもベースは時間が経つほどに柔らかくなってしまったので、かなりルース。小麦粉を足し足し、なんとか、形に。このまま、丸くして、お鍋に注ぎ入れて茹でました😅)
お団子を10個くらい作って、茹でたところ。
残りのタネはガレット風に焼くことにしました。フィリングは、トッピングに。→ガレット風のじゃがいもお焼き
6 茹であがったお団子は、オイルで焼いて、ソースとあえて頂きます。


✔ フィリングはじゃがいもの支度にとりかかる前に準備しておいた方がいいです

✔ じゃがいもの削った後、もし水分が多くでているようだったら、小麦粉と混ぜて団子にしやすいように、余分な水分を取り出しておくとよいです

✔ 作りおきして、冷凍保存してもよいです


翌日のクロップカーカのプレート:グリーンピースと枝豆、炒めた玉ねぎ、溶かしバター、自家製ベリーソースと。

炒めものには、ライスブランオイルをよく使います。(加熱しても酸化しにくく、癖もなく、カラリと仕上がる)往来のクロップカーカと比べて、焼き色がかなり強い、のですが、ま、いいか。🙂


これは、一番最初に、試しで即席で作ってみた、じゃがいものお団子焼き。(卵なしのじゃがいもと小麦粉だけ)これだけでも、意外に美味しい。

ミートボールの代わりにいろいろ使えそう
小麦粉じゃなくて米粉でもできるだろうし、オーツでもいけそう。中にソーセージ入れたり、茹で卵、ブロッコリー、ツナコーン、カルボナーラソース、無限だなあ。🤔 ただし、そうなると、クロップカーカじゃなくなっちゃうけど。

ごちそうさまでした❤️