Day 19 BlueMonday 9℃
キャベツとトマトのかき玉お味噌汁と金山寺味噌のせごはんの献立大好きな土井義晴先生の和風アプリ、よく参考にしています。
和食だから、イギリスでは食材が揃えられなかったりするけれど、土井先生の献立はとってもシンプルで、基礎のお味と工程さえ理解したら、自分で、アレンジできるように、その為の基本の塩梅を教えてくれる動画も、お話がとても面白くて、料理は哲学だなあと、さえ思えてしまいます。
そんなわけで、土井先生の大ファンなのだけれども、今月の旬のレシピにあった’焼きキャベツのお味噌汁’ (名前からしてグッとくる)キャベツをじっくりオイルで炒めて、味噌足して、また炒めて、しあげに、しらすをのっけて頂く、美味しいに違いないお味噌汁なのですが、イギリスだから、しらすはない。
イギリスのキャベツは日本のキャベツに近いものに加えて、もう少し、固めのホワイトキャベッジや、サボイキャベツ、ポインティッドキャベッジと、いろいろな種類が手には入るのだけれど、今、我が家にあるのは紫キャベツのみ。
紫キャベツでお味噌汁〜?って、と思いながらも、「この焼きキャベツのお味噌汁はかき玉にしても美味しい」というのを読んで、紫キャベツと黄色いかき玉の彩りを思い浮かべたら、美味しそう!でした。
*キャベツとトマトのかき玉お味噌汁
- キャベツ
- 味噌
- チェリートマト
- 溶き卵
- だし
オイルでほんのり焦げ目がつく位、キャベツを炒めて、味噌入れて、また、炒めて、お水足して、鍋についた旨味をこそげとるような感じで、お汁を用意して。
味見したら、これは、トマトを入れてもいいかしら、と思った。(これは、おそらく、アーユルヴェーダや陰陽五行的観点からいうと、今の私の心身の健康状態に酸味が必要、という事だと思います)
トマトの風味を早めに出したいときは、スープに入れる前に、切り目を入れるか、叩くかするといいです。
トマト入れて、蓋して、2〜3分、そしたら、火をとめて、ちょっとおいて。その間に、テーブルと、ごはんの用意。
実は、友人が仕込んだ’金山寺味噌’の差し入れ頂いて😆
人が手入れする発酵食品というのは、作った人が持っている常在菌が合わさって、できあがっていくので、自分が作ったものと他の人が作ったものは、同じようで全く同じではない。
常日頃食べている、自分が作った発酵食品(味噌、醤、ぬか漬けなど)は、自分の腸内環境をよくしてくれる優れた食材になっているんだけど、今日、改めて、思ったのは、自分以外の人の手が入った発酵食品の力について。
これは、閉じていた窓をあけて、空気の入れ替えをするみたいに、新鮮で、刺激があって、人と人の事と全く同じだと思えました。一口、口にした時に、感じた、その感じ。
だから、ワクワクしながら頂いた金山寺味噌のせのごはん。
旨い!!!😍
ごはんの支度ができたら、お味噌汁温めて、仕上げに溶き卵入れて、できた、紫キャベツのお味噌汁。
ほっとする味
紫キャベツでも美味しいお味噌汁になりました〜
いっそのこと、今度、同じ色系の茄子とか、合わせてみたらどうやろうか?
オニオングラタンスープ的、じっくり炒めた玉ねぎとも合いそう。
でも、柔らかく煮えた紫キャベツと焼きトマトと、玉子とじの味噌汁は大成功でした。
小鉢には、ラディッシュの即席づけと、胡瓜ぬか漬け。