大好きな料理本のひとつ、坂田阿希子さんの「和食のごちそう」(主婦と生活社)
そこに掲載されている「新玉ねぎの和風スープ」というのがあって、丸々玉ねぎをお出汁でスープにするレシピ。あれこれ入れないで、実にシンプルに、でも、仕上げにオイルを使ったり、梅干しの風味をそうっと混ぜていたり、とってもセンスがいい。
そのレシピを見ているだけで、ほっこりする。
この間、玉ねぎ1パック安くなっていたから、買ったものの、ひとりではなかなか消費できなくて、でも、最後の一個。何を作ろうかなあと考えてたら、そのレシピを思い出して、作ってみることにした。
- 玉ねぎ
- 合わせ出汁
- 梅干しの種
コトコトと弱火でお出汁につかった玉ねぎを茹でる
竹串が通るくらい、柔らかくなったら、お醤油少々と天然塩で味付けする
私はちょっと昆布茶も入れた。
梅昆布茶のような風味になった。
ただし、つかったのは、’新玉ねぎ’ではなく、大きな玉ねぎ。
小さいと可愛らしいけど、大きすぎてお椀の中で窮屈そう。
ふと、洋風の深皿に、お花のように浮かべてみたらどうかと思いついた。
柔らかく煮えた玉ねぎを、崩さないように取り出して、下1〜2cmくらい残して、縦に8等分切り目を入れる。器に盛り付けて、そうっと花びらのように仕立てて、熱々の優しいスープを注ぎ入れる。
もともと大きな玉ねぎだから、大輪サイズとなってしまった。(上の画像)
ごはん用には、中心の部分をつかって、小さめのスープボールの中で、小ぶりのハスの花のように盛り付けた。
アルファルファと豆苗(イギリスに売られているサラダ用の豆苗は茎の柔らかい先の部分で、日本で見かけるようなまっすぐではなくやんわりとカールしている)をふわりと乗せて、できあがり。
+クリスピーチキンの塩焼きプレート
- チェリートマト
- レタスとスピルリナの柚子胡椒サラダ
- とうもろこしごはん
ごちそうさまでした🙏