Healing foods
体調を崩した時は、基本的に極力寝て休みます。体の声に耳を澄ましながら、横になって眠ります。
症状に対して、芳香療法で対処できるものは用意して、体力を温存しながら寝てる間に回復が早まるように香りを使います。少し楽になってお腹が空いてきたら、食事をこしらえます。
消化力がなくて弱ってる時は、おじやひとつで十分だけれど、もうちょっと元気があるとき。
そういう時、大抵は、普段の作りおきが役に立って、何かしらあるから、それをきれいに並べて食卓にあげます。
一日一回、そんなふうに食事ができたら良しとして、たくさん食べる必要はなし、少しでも、美味しく口にできるものが、体に良しとして。
ちなみにダウンする前日のごはん 鯖塩焼き、酢の物、野菜だし、タアサイのお味噌汁
この残りから、アレンジして、木箱に並べて、自分へのトリートとしました。
*塩鯖焼きと緑酢小鉢
きゅうりをすりおろした緑酢+ラディッシュもすりおろして、ピンクと緑のおろしを重ねた。その上に、塩鯖焼き+お醤油、レモン果汁、みりんでポン酢みたいなのを作ってかけて、爽やかな小鉢ができた
お腹は空いているのだけれど、体のバランス感覚を担う三半規管がディスターブされている感じで、起きているとなんだか気持ち悪い、そういう時はさっぱりとした酢の物がその気持ち悪さをリセットしてくれる、という、自分の体の声。
*野菜だし この夏繰り返し作ってた、山形のだし風、野菜のだし。叩いた茹でオクラ+塩揉みした、なす、胡瓜、ラディッシュ、紫玉ねぎ(いつも適当にある野菜で)+生姜、出汁昆布の出がらし+ミント、すりごま、梅昆布茶の素、だし、酢、を合わせたもの。その残りに、わかめを足して、白だしをちょっと添えた。つるつるっと喉越し優しい小鉢になった。(ワカメがいい、という体からの声)
それから、冷たいものは器ごと少し冷蔵庫で冷やしました。本当、些細なことなんだけど、それだけでも、違ってくる。
*玉ねぎわかめ 前日のお味噌汁の具材だけを小鉢にした。お出汁がしみていて美味しい。
*玄米入り冷やし味噌汁 ごはんをストウブ鍋で炊いたあと、米粒が鍋にくっついてる、そこにお水を入れて、ふやかしておいたのを、うちはお雑炊に使うか、最近はお味噌汁にしてしまう。これも病床に伏せる前に冷蔵庫に入れてたの、そのまま、おじや入味噌汁に仕立てた。体に耳をすましたら、ごはんはあまり要らなくて、その分、水分と適度な塩分、野菜からミネラルやビタミン、タンパク源、それと’旨味’を摂るといいって、そんな気がして、できあがった養生飯。米粒も野菜も舌でつぶせるくらい柔らかくなっていて、冷たいのが美味しかった。(野菜は、強火で煮るんじゃなくて、弱火で火を入れると、形がそのままきれいに残った状態で繊維が柔らかくなって消化に優しくなる)
*味噌豚と野菜の如月菜巻き からし添え
これは、冷蔵庫の中にあった豚の味噌漬け焼きの残りと、人参のきんぴら、胡瓜の細切り、茹でた如月菜(タアサイ)を組み合わせて、巻いてみた。味噌漬けを細く切ったくらいで、あとは、巻いただけ、だけど、三つの食材が合わさって、全く別のおかずに変身、そして、これが、とても可愛くて、そして、美味しい。
きんぴらと胡瓜だけでも美味しい。端っこを味見して、これは、辛子が合うな、と感じた。イングリッシュマスタードをちょんちょんと置いた。(こういう作業している時、自分が療養中だってことを忘れてる)
野菜巻きは、一口ごと、食べることで自分が整っていく感じの力がある。
あとで小腹が空いたときように、玄米の塩おにぎりを作っておいた。ちなみに、最近好きなおにぎりは、二口サイズくらいの小さなので、柔らかくふわりと握るタイプ。
後日談:インフルエンザが流行ってるらしい〜、と耳にしていた矢先、どうしてもやり遂げたいことがあって、二日ほど徹夜続きとなり、その後泥のように眠って、目が覚めたら、身体中が痛い〜筋肉痛〜、ほんのり頭痛、微熱があるよう、右耳後ろのリンパ節が腫れていて痛い〜。自分では大丈夫と思っていたけれど、無理がたたって免疫が下がっていたに違いない。インフルエンザだと確信。
そして、その後、念の為、コロナのテストをしてみたら、、、、なんと陽性でした。滝汗。
インフルじゃなくて、コロナだった。。😓
というわけで、自己隔離して集中療養。
しかし、たとえ療養中でも、目に優しく体に良いものを食べたいなあという自分の気持ちがあって、ほんのちょっとの手間暇をついついかけてしまうのだけれど、食べながら思ったのは、そうやって、ひとつひとつかけた手間というのは、魔法のようなもので、食材やお料理の質、エネルギーを変えていく、目には見えないけれど、美味しいと思ってほっこりして笑う自分を想像しながら作っていたりするから、その、ほっこりとか、優しい感じとか、自分に必要なものが、加わっていって、それがこういう形になって、できあがる訳で、そういう食事には滋養の力があるという事。お腹に入ったら、なんでも一緒じゃん、とは違う。だから、人は料理をしながら整っていくし、そういったお料理を口にすると、整っていく。そういうことをね、今回療養中に気がつきました。
具合が悪くなる前に、冷蔵庫で冷やしてあった玄米茶が、少し熱のこもっている体を穏やかにクールダウンして、気持ちも和みます
同僚からお土産で頂いた’阿波女’という、郷土菓子、これを半かけらづつ、口の中でふわ〜っととろける、これは、すごい癒しだなあ〜、とありがたく頂きました😌
病状からの回復には、アロマと水素療法の強力なともがまえで、随分と心強く休めました。
気管支系とリンパケアにはアロマの蒸気吸入、時にティーツリーを鼻の下に一滴塗り込んで、これでカタル症状は早期回復。水素ジェネレーターは傍に置いて、療養しながら自宅でできることこなしながら、寝るときはカヌレを装着して水素吸入、これが、ブレインフォグと呼ばれるような脳に起きる症状を緩和、早期回復の決め手になったと思う。(発病後二日間は乗り物酔いしているように気持ち悪くて、頭がぼんやり、フラフラしてたのが3日目でクリアになった)
香りの薬用入浴剤 自分の症状に合わせて精油をブレンド、浄化の力の強いクレイと、色合いも今の自分に必要なチャクラなどのエネルギーを整える為に作った香りの濁り湯のもと。→aromayalondon
療養中、鼻の下が乾燥して荒れてしまったのと、湿疹も出た(私以外で、湿疹が出たという方がいらしたから、これも今回のコロナの特徴のひとつかも?)為、乾燥による肌ダメージ、痒みを和らげて治癒を早くするホイップクリームを作った。→aromayalondon/deep healing moss green healing whip cream
療養中だけど、窓の外、キラキラと陽の光、枝葉に反射して、宝石の方に光ってた、神々しいなにか
そんなコロナはなんと5日で完治しました。症状的には3〜4日でほぼ治っていたけれど、無事テストをクリアしたのが5日目。食事、芳香療法がうまくサポートできたことに加えて、水素吸入のベネフィットは多大だと実感。水素療法をしてなかったら、脳内へのバイラスアタックに関して対処するのは限りなく難しかったろうし、後遺症も出たかもしれないという感想。実際にブレインフォグ的後遺症の治療にも効果があるという臨床データもあり、水素の力って計り知れない。
食事って体との対話なんだなあ、とか、お薬に頼るのではなく、自然の摂理に従って治癒していく方法について、実感することなど、病気もまた、いろんなことに気づくきっかけとなりました。
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