北欧旅の賄い綴り ♯12 塩焼きチキンのケイパートマトソース/ディルのカルボナーラ

 北欧旅の賄い綴り  ♯12  21/6/23 

塩焼きチキン
シェリービネガーとケイパー、焼きトマトのソース
グルテンフリーパスタとディルのカルボナーラ

いよいよ明日出発。お昼はゆっくり、蒸し豚の大皿盛り合わせを皆んなで食べて、しばらくまったりとして、デザートにルバーブと苺のアーモンドケーキ(歩粉のお菓子レシピ)を焼いた。全部が最後の晩餐みたいだ😆

夕飯はシンプルにワンプレート的な献立にすることにしました。

何か食べたいものがあるか聞いてみたら、ことりさんより、塩焼きチキンのリクエスト。お料理好きなご主人にも是非食べてみてほしいのだそう。ことりさんは、小さい時から大好きだったやつ。

昔、日本の我が家では、クリスマスとか、誕生日とか、特別な日に骨付きの鶏もも肉のソテーが出てきてた。味つけは、色々あれど、そんな訳で、私にとっては、骨付きチキンは、何か、ご馳走的メニューでした。で、ことりさんの好きなチキンは、皮目をパリッと、中はジューシーに仕上げるの。

皮目の方から焼きながら、キッチンペーパーで余分な脂分を取りながら、焼いていく、それだけで、パリッとクリスピーでいてジューシーな塩焼きチキンができあがる。

味つけも、シンプルで、海塩と胡椒だけ。食べるときに、好みでレモンを絞る。


ずっと、ごはんが続いていたから、つけ合わせはパスタにすることにした。

これまた、ことりさんの好きなカルボナーラ味で。

グルテンアレルギーのある家人用に、グルテンフリーのタジリアテレを買ってきた。

シングルクリームの代わりにクリームフレッシュ(フランスのサワークリーム)

スウェーデンのチーズ。

*塩焼きチキン/シェリービネガーとケイパー、焼きトマトのソース

シンプルに、塩焼きチキンの予定でしたが、フライパンいっぱい、鶏肉を炒めていたら、肉汁が結構出てきたのと、お肉の焦げ目がついたりして、旨味がフライパンにくっついている状態、ゆえに、これをお酒でこそぎ取って、ソースを作ることにしました。いつもなら白ワインを使うところ、美味しいシェリービネガーをお勧めされたので、それと、ケイパー適量、チェリートマトを煮詰めて、ソース完了。


骨付き鶏もも肉、ドラムスティックなど

天然塩、胡椒

シェリービネガー

ケイパー

チェリートマト

1 鶏肉は、骨に沿って、切り込みをいれ、火の通りをよくします

2 たっぷり目に塩胡椒します

3 フライパンにオイル少々を熱して、皮目を下にして焼いていきます

4 脂分が出てきたら、キッチンペーパーで拭き取りながら、こんがり、焼いていきます

5 美味しそうな焼き色がついたら、ひっくり返し、反対側も焼いていきます

6 鶏肉がしっかり焼けたら、器にもります

7 6のフライパンにシェリービネガー(白ワインの代わり)を入れ、底についたお肉の旨みをこそげとるようにして、チェリートマトを一緒に炒め、ケイパーを合わせて、ソースを作ります

(味見して、塩気が強すぎれば、水を足して薄めます)

8 チキンにソースをかけて、できあがり

*グルテンフリーパスタとディルのカルボナーラ

<カルボナーラソース>

玉ねぎ

オリーブオイル

卵黄

チーズ(イギリスでは普段マチュアチェダーチーズ使用、今回は、スウェーデンのマチュアチーズを使いました)

サワークリーム

天然塩

黒胡椒

ディル

1 あらかじめ、卵黄、チーズ、サワークリームを合わせておきます

2 フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎの粗みじん切りをしんなり炒めます

3 パスタが茹であがったら、2に合わせ、塩胡椒します

4 火を切って、1を絡め合わせ、ディルを合わせます

ケイパーってシーフード料理に使うのが定番なのだそう。鶏肉にケイパー?!と驚かれたけれど、食べてみたら、美味い!!!これも、みんな、喜んで食べてもらえました〜。よかった〜☺️

さて、こうして最後の夜も更けていき、いよいよ明日出発。

名残惜しい!


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