北欧の旅と暮らしの記録 ♯6 北欧ライフスタイル
ストックホルム訪問中、民藝や工芸、大好きなので、機会があれば是非行ってみたかったノルディスカ博物館。中世からの衣類や家具、工芸品の歴史が展示されている博物館です。
街と街の間に運河のように湖があって、空と水の澄んだ蒼に囲まれた街、ストックホルム。
橋の向こうの博物館はまるでお城のように美しい佇まい。
そして、巨大な入り口。(スウェーデンって、巨人伝説がいっぱいあって、こういう建築からして、そういった伝説を重ね合わせてしまいます (以前の旅記録)→巨人フィンとルンド大聖堂)
普通、営業中はドアが開放されていますよね。ところが、ここは、このように開け放たれてはいない。
だから、たどり着いたところで、入り口はどこ?開いてるのかな?と、一瞬ビビりますが、この重厚なドアを自分で開けて入場するスタイル。(出てくる人を確認して、気がつきました😆)
さて、2階からホールを見渡すと、宇宙的モダンxそれでいて古典的な眺め。(この古典的なのにフューチャリスティックというのが、またスウェーデンらしい)
伝統的なテーブルセッティングや、季節ごとの行事にまつわる食、衣料などをヴィジュアルで見ながら散策
ロンドンのV&Aなどと比べると、とっても、こじんまりした博物館だけれど、なんとも言えないアナログ感があり、特に気に入ったのが、スウェーデンで、建築モダン化の進んだ1940年代の一般的な家屋/アパートメントのレプリカスペース。
お邪魔します〜、と玄関から入っていくと、居間があって、軒先に洗濯物のワンピースが干してあったりして。(こちらに動画クリップ)
子供部屋。
刺繍も色合いもとっても可愛い。
子供部屋の隅っこにあったミシンのコーナー☺️ 足で踏んでミシンかける時代、このアナログ感がめちゃくちゃ素敵。
そして、キッチンダイニング。
まるで本当に人が住んでいるよう。
’’家’ '生活空間’ ’日々の暮らし’を慈しむ、とても個人的な空間を大切にする情景を垣間見るような気持ちで拝見した。
流し台の左手に見える木板は引き出し式のカッティングボード。
このドアのデザイン、色とも、現在もまだそのままのお家も多い。ことりさんの前住んでいたアパートのキッチンもほぼ同じデザインでした!
玄関の横にある丸いドアは、各階にあるゴミ捨て用のドア。これも、現在もこのシステムです。
素晴らしいクリーンシステムだなと思う。ゴミの収集は、家屋の外ではなく、内側で回収されています。
表玄関のサイドに置かれていた自転車も素敵
ミュージアムランチごはん
北極の暮らしの特設展示もありました。
北極と南十字星をイメージしたインスタレーション。宇宙的。
空がきれい、と見上げれば 彩虹が!
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