北欧の旅ごはんと賄い記録 ♯5 Museum cafe (28.4.23)
時間ができたので、北方民族博物館(Nordiska Museet)へ、ふらり。
過去５００年に遡って、北欧の民族衣装や工芸品、暮らしの道具、家具などが展示されていて、北欧の伝統や生活の様子を愛でることのできる空間。特に素敵だったのは1940年代の一般家屋のレプリカ。
（これは別で記録を残します）
平日のランチタイム滑り込みで、ほぼ貸切状態のカフェにて。
メインはベジタリアン、お肉、お魚の三種類で、私はお魚を選びました。
白身魚（ハドック）のサクサクフライとベイクドポテトのキムチクリームソースのプレート
なぜ、北方民族博物館なのに、キムチ？と思ったら、スタッフに麗しいコリアンガールがいらして、サーブしてくださったので、彼女のレシピが反映されていたのでしょうか。
通常のタルタルソースに隠し味程度のキムチの風味。（言われなければ気づかないかも？）でも、あり！なソースでした。
北欧のカフェではよく見かけるスタイル。パンは無料でセルフサービスです。食べたいだけ、どうぞ。☺️
このカフェは、サワーブレッドにサラダ、北欧の伝統食、クネッケブロード（薄いクラッカータイプのかた焼きパン）が置かれていました。大抵はバターが置かれているのだけれど、バターミルクが置いてありました。（クリーミー☺️）
ランチプレートにパンとサラダ、コーヒーを注文して、195クローネ (約£15／¥2500、ポンドだとロンドンの美術館ごはんと同じくらいかな。日本円に換算すると高い気がしてしまうのは、日本は外食も安くて美味しいところがいっぱいだからね😊）
季節のお花のよう、ストックホルムのあちこちで見かけた見目うるわしいお花、キンギョソウ（Snapdragon）テーブルの上に飾ってありました。☺️
さて、ストックホルムについて４日目。前の晩から、コトリさんの住む街の近郊で見つけた宿に移動しました。Google mapでどこでも行けてしまうから、本当に便利になったものだなあと思います。
紙媒体の地図持って旅行、が当たり前だった昔を思うと、本当に身軽。
道に迷ったとしても、目的地に辿り着ける。😆
宿を出て、少し散策して見たら、小さな森林に入りました。
宿から歩いて10分くらいのところにあった自然。
このように道なき道をてくてくして駅に向かうコースは、ロンドンにもあるから馴染み深い散策。でもイギリスとは生息している樹木の種類が違う、北欧はシューっとまっすぐな針葉樹タイプが多い。見晴らしがよく足元に雑草が生育していないのは、針葉樹の葉に含まれる成分が土地の栄養を自分達の樹木の為に最大限に確保するよう、他の草木を枯らしてしまうから。松と同じく、仲間を守る、味方にすると心強い、ちょっと頑固だから敵にしたくない（フラワーエッセンス的解釈）同じ真っ直ぐでも、葉っぱがそよそよとそよぐ広葉樹の白樺の類は、人を優しい気持ちにして、調和を助けてくれる。創造力を与えてくれるとか、歩きながら樹木を眺めると、いろんな生命体に囲まれていることに気づけて、楽しい。
小さな森林を抜けて、人間の文明のある場所に戻ったら、団地の遊戯場かな。お子さんを連れた家族連れがいるなあと、よく見てみたら、おそらく発達障害のあるお子さん（青年かなぁ）をタイヤでできたブランコに乗っけて、遊ばせているご年配のお父さんとお母さんだった。平日の昼下がりの平和な日常のひとこまに、きらびやかではない、一見大変そうな家庭にもこうして平和な日常が存在しているのだということをリマインドされたような瞬間だった。だから、きらびやかでなくても、人は人それぞれで、平和とか慈愛とか、何者にも縛られない自由な時間を愉しんでいいんだな、って。他人や一般社会の枠にはめられた幸せではなくて、自分の幸せ、それはやっぱり自分で作っていくものなんだなあってね。
Google mapでどこでも行ける、と言いながら、街に出たら、誤作動の連続発生！で、メトロにバス移動で何度も乗り降り、ようやく辿り着いた見覚えのある場所ゼーデルマルム(sodermalmstorg)。フォトグラフィスカの近く。ここから電車で湖を渡って向島に20分ほど行ったところに、Nordiska Museetがあります。
夕方まで博物館で過ごした後、電車に乗って、ことりさん宅へ。
今日も夕飯作ります。気張らない普通のごはんがいいかなあ、ということで、豚生姜焼きに。
旅の記録は続きます☺️
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