春ごはん:白身魚のクリーミーケイパーソースのプレート
Pan fried Hake with creamy caper sauce
春らしいお魚のプレートを創りたくなった日。
この間、近所のグローサリーでとっても美味しそうなエイヒレが売っていたから、あれを買って、バター焼き+どこか紫蘇の実っぽい風味のあるケイパーのピクルスを使ったクリーミーなソースを添えて、春野菜と合わせたらどうだろう?と、仕事帰りのバスの中で思いついた私。
イギリスのスーパーは週末早じまいで、5時には閉まってしまいます。
いつも日曜は夜まで仕事なのに、今日は思いがけず、早く終わって、いざや、エイヒレを買い求めに行くも、すでにお魚カウンターは片付けられていて、定番のCod たらや、Salmon鮭の切り身はあるんだけど、エイヒレって、焼き姿が男前な感じじゃないですか。その男前を求めていたゆえに、立ち尽くしてしまいました。😅 しかも、切り売りのお魚って、イギリスでは、ステーキ肉と同じくらい、高かったりする。
あぁ、ところが、焼くだけシリーズのお惣菜のパックコーナーに、Hake(ヘイク/メルルーサという白身魚)の切り身+トマトソース付きを発見。Hakeは庶民的なお魚なので、お財布に優しい。
チャンキーな切り身具合が男前といえば男前でもあり、これに決定。
添付のソースは、また別のお料理に使うことにして、お魚の春プレートが、できあがりました。☺️
*白身魚のクリーミーケイパーソースのプレート
白身魚
小麦粉
バター
ガーリック 微塵切り
オイスターマッシュルーム (ホワイトソース作るのに玉ねぎやマッシュルームなど野菜がちょっとあると作りやすい。今日は、一個だけあったのを細く割いて使用)
サラダ用の柔らかい葉っぱ(小さいほうれん草、豆苗など)
チェリートマト
香りの良いハーブ(パセリ、ディルなど)
ケイパー(瓶詰め)半分は粗微塵に切っておきます
グリーンピース
白ワイン
天然塩
オーツミルク
サワークリーム
1 白身魚は軽く塩胡椒して、小麦粉をさっと振っておきます
2 フライパンにバターを入れて、ガーリックの半分をいれ、1のお魚を皮目の方から、色よく焼きます。一緒にオイスターマッシュルームも焼きます。
(お魚に美味しそうな焼き色がついたら、グリルパンに移して、チェリートマトと一緒に、両面焼きます。)
3 2のフライパンのオイスターマッシュルームに、残りのガーリック、1で使った小麦粉の残りを合わせて、弱火で炒めホワイトソースのルーを作ります。
4 白ワインを振って、アルコールを飛ばしたら、ミルク(オーツミルク)を入れて、混ぜ合わせ、クリーミーにします
5 ケイパーと、ケイパーのピクルス液少々、天然塩を入れて、味つけします
6 ほうれん草、グリーンピースなどを足して、ソースはできあがり
*パプリカと紫玉ねぎのサルサ
パプリカと紫玉ねぎのみじん切りを、オリーブオイル、ワインビネガーに、きび砂糖、天然塩でマリネしたサルサ。レリッシュみたいに、お肉やお魚のつけ合わせに美味しい。今日は、お魚と一緒に焼いたチェリートマトと。(この後、マッシュドポテトも追加)
器にソースと野菜をよそってから、お魚を盛りつけて、 ファリーニャ(ブラジル料理に使われるキャッサバ芋の乾燥ふりかけ)と黒七味をパラリ、振りました。
ロンドンもずいぶん陽が長くなってきました。
7pm過ぎ、食卓からの窓辺の夕暮れ。 Peaceful
今日は1年近くお世話になったサロンの仕事納め。
いろんな意味で区切りのとき、公私共々、激動が重なり、思うこといろいろありて。
朝、出勤に向かう時、この春二度目の蕾をつけ始めた桜並木を見つけて、cheer upされたような気分。
蕾のように、ほころんでいく一日一日、終わり、ではない、まだある続き。
今日の余談。仕事帰り、スーパーに買い物に寄ったとき、自分で商品をスキャンして支払うコーナーに行ったのだけれど、何度も何度も、間違って、ダブルスキャンしてしまう。その度に、手を挙げて、店員さんを呼び出して、訂正をお願いしてたら、「あれ〜、今日はお疲れなのかな〜、お家に帰ったら、あったかいお茶でも召し上がってゆっくりしてくださいね」(優しい、馴染みの店員さんです)
で、突然、Would you like flowers? お花はいかが?と、差し出された花束。
(イースターホリデー明けだから?この週末にはたくさんの花束が店頭に用意されていたのが、閉店間際になり、売れ残りを無料で配布となった様子でした)
菊にローズもちょっと入ってる。すごい組み合わせながら、めちゃくちゃ嬉しくなりました。
香りの清い菊は母の遺影にお供えできます。(今は母だけでなく、父、そして、ご先祖様と、昨年他界した友人と)
それから、先日、新しい命が生まれて、家族が増えました。そんなお祝いも兼ねて。
一つの区切りを終えたお仕事の労いも兼ねて。
なんだか、また、神様からご褒美を頂いたような気持ちになりました。
(お天道様って本当に見てくれている気がする)
いただいた花束から、花瓶4つ分の、春のお祝い、できました。❤️
ありがとう❤️
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