Pan fried seabass with gratitude
少し気おちする事あり、余り料理をする気にもなれなかった日のこと。
とはいえ、できあいを買い求めるチョイスが余りなく、でも、食べないわけにもいかないし、夕方、食材を求めて買い出しに行った先で、seabassの特売に出逢った。
普段一尾£4.50くらいするのに、一尾 £1.50と、びっくりするほど安くなっていて、目を疑ったのだけど、見た目もキレイだし、お魚の目は濁ってなくて、透明度があり、鮮度は悪くなさそう。
思わず、本当にこの値段ですか?と聞いてしまったくらい。
イギリスでは、肉よりお魚の方が高いくらいだったりして、お魚の献立はついつい少なくなっているのですが、おちこんでいた私には、「これを食べて元気になりなさい」と、神様に諭されているような気がしてたまらなく、これはありがたくご褒美として頂こうと、一尾買って帰宅、となりました。
さて、どんなふうに料理しよう。(←そのちょっと前に料理する気、限りなく低かったのに?!)
コリアンダーにライム、チリでエスニックはどうだろう?バターと白ワインで洋風もいいかしら、と、せめぎ合う頭の中のおしゃべりをへの意識を止めて、心の声に耳を澄ませたら
「こんな元気のない時には、そのまま’塩焼き’が一番だよ」と言う。
その声の囁くまま、海塩振って、フライパンで焼き魚。
緑の野菜でおひたしをこさえて、昨日のお味噌汁を温めて、焼き海苔ごはんを用意したら、出勤前の今日の食事ができあがった。
塩焼き最高!Simple is the bestというのはこの事だなあと思う。
ラディッシュおろしも、緑のおひたしも、何もかも美味しい。
お皿の上はパラダイスのようだと思った。
美味しいごはんで、滋養して、小さな幸せ、大きな口福を堪能して、お出かけの準備をしました。
水筒につめた茎茶もちょうどいい按配で、準備万端、元気を取り戻して、仕事へと向かいました。😊
感謝の鱸の塩焼きの献立は、翌日も続く。😊
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