ポーランドのお惣菜ごはんの記録

 Polish cousins

ピエロギ(ポーランド風餃子)

ポーリッシュソーセージと豆のトマト煮込み

キャベツとトマトのスープ

近所で見つけたポーリッシュのグローサリーにて、お惣菜のデリコーナーの前で釘付けになってしまいました。

なぜって、何もかも巨大だったのです。爆。ロールキャベツ ( Golabki ゴウォンプキ)なんて一個15cmはありそうだし、ポーリッシュのとんかつ (Kotlet schabowy コトレト スハボウヴェ)だって20cm位😲 ポーランド風餃子(Pierogi ピエロギ)も10cm位と、まるで巨人の食べ物みたいだったわけです。

小さく上品に作ってコストカットとは程遠い、庶民的なかあちゃんのおかず的な形状+大衆食堂的、お腹いっぱい食べなさい〜的、これを作った人は、これまで、食べ盛りや猛者の胃袋を満たすごはんを作ってきたに違いない、作り手の姿が浮かぶようです。ピピっときました。こういうのはまず間違いなく美味しい。(それに、このサイズでこんなに作って美味しくなかったら、この店はとっくに破産しているはず。)

全て、味見したいところながら、とりあえず、王道のピエロギと、見るから好みのソーセージと豆のトマト煮込みを注文。(値段も庶民的でした)

ピエロギは、ベジタリアン用(一般的なポテトとチーズ)ミーティー用(メキシカン風に味つけした挽肉と野菜)の二種類あって、それぞれ2個づつ買って、今日、明日のごはんに頂くことに。

カウンターのお嬢さんに、どうやって食べるのがいいか聞いてみたら、あっためるだけでいいとの事。(英語があまり得意でなさそう)

調べてみたら、サワークリームを添えるとか、グレービーソースをかけるなど、いくつかソースのオプションがあって、ブラウンオニオンソースなるものを作ることにしました。

オーセンティックなブラウンオニオンソースは、バター、玉ねぎ、豚肉をじっくり炒めて、ビネガーで乳化させたソースだそうです。今回は、バターの量を少しにして、白ワインを足したソースにアレンジしました。

*ブラウンオニオンソース                                       

ガーリック                 一片

玉ねぎ                     一個

ライスブランオイル  大さじ1

バター                     大さじ1

ソーセージ(豚肉、またはベーコンの代用)

白ワイン                     少々

天然塩                      ひとつまみ

レモン果汁                 大さじ1.5 (またはアップルビネガーなど)

フレッシュハーブ(タイムなど)


1 フライパンにライスブランオイルを入れ、玉ねぎの薄切りを弱火でじっくり炒めます

2 叩いたガーリック、小さくちぎったソーセージも一緒に炒めます

3 玉ねぎがほんのり色づいてきたら、バター少々を入れ、さらに炒めます

4 白ワイン、レモン果汁を入れます

5 味見して、必要ならば、塩ひとつまみ

6 タイムを散らします

                                    ポーランドのスープといえば、ザワークラウトを使ったスープ(Kapusniak カプシュナック) を作りたかったけれど、こればかりは、ザワークラウトなくては作れないので、今回は、シンプルにキャベツとトマトのコンソメースープを作りました。レモンで酸味を足して、フレッシュハーブ、パセリ多めで、東欧風に。

*キャベツとトマトのコンソメスープ                                       

キャベツ

トマト

パセリ

コンソメ

黒胡椒

天然塩

レモン


お皿の一番下には、フリーカ(焙煎青小麦)を忍ばせて。
その上に、やっぱり美味しかったソーセージと豆のトマト煮込み。
ピエロギ、ブラウンオニオンソースを。

右側のピエロギが、ポテトとチーズ。左側が、メキシカン風に味つけした挽肉と野菜。どっちも美味しかったけれど、ソースとの相性もあって、オーソドックスなポテトとチーズのピエロギが美味しい。


次回は、ロールキャベツに、あのとんかつも!ぜひ試したい。魅惑のお惣菜の発見でした。

〜東欧風おうちごはんに続く〜

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