トルティーヤ風行者にんにくとソーセージのポテトオムレツ

 Wild garlic / Ramsons tortilla 

トルティーヤ風行者にんにくとソーセージのポテトオムレツ

トルティーヤ(スパニッシュオムレツ)というと、ジャガイモたっぷりに、チョリソーソーセージやチーズなどが入ったお惣菜みたいなオムレツ。

その昔、イーストロンドンのSunday Up Market(日曜だけのマーケット)の中のファラフェルの屋台で4年くらい、働いていたことがあって、お隣さんが、スパニッシュのストールだったので、スパニッシュごはんは、よく食べました。

赤いTシャツのハビ君が、毎週、殆ど一人でこの大量の料理を仕込んできて、カート付きの自転車で運んできてたんですよね。(土曜日は一日中仕込みって言ってた)うちのファラフェル屋さんもたいてい売り切れる人気の屋台だったのだけど、ハビさんのスパニッシュも大人気でいつも列が並んでいました。(奥に小さく自分も映ってます)


そんな、懐かしいトルティーヤ、今が旬の行者にんにくを使って、作りました。チョリソーの代わりに、ポーリッシュのホワイトソーセージ(日本のソーセージに似ているからナポリタンとか作るときに使っています)それをチョリソー風な味にするのに、作り置きしてある、ピリピリソース(すりおろしたガーリック+粉唐辛子+ベジタブルオイル+天然塩)をチョイ足しして。
 
*トルティーヤ風行者にんにくとソーセージのポテトオムレツ(18cmのスキレット一枚分)
  • 行者にんにく
  • ソーセージ 1本 
  • ポテト 100g
  • 卵 2個
  • 天然塩
  • 胡椒
  • 玉ねぎ
  • ピリピリソース
  • パセリ
  • ディル
  • オリーブオイル
  • バター 25g
  • チーズ
ポテトは生のまま、小さめに切って使えばよいのだけど、うちでは、ポテトを加熱するときは、丸々一個をまとめて加熱して使っています。
ラップに包んで、電子レンジで5〜6分、加熱。そのままおいて、粗熱が取れたら、スプーンを使って、薄皮を剥いて、切ったり、マッシュしたりしています。この方法だとポテトがホクホクして、より美味しく感じるから。今回は、半分位しか使わないから、残りはラップして、他のお料理に使います。

  1. 鍋にお湯を沸かして、ソーセージをさっと茹でます(湯通しすることで、ソーセージに使われてる人工調味料的ものを減らすのと減塩の為)この時に、さやえんどうもさっと一緒に茹でます
  2. フライパンにオイルとバター半分を入れて、玉ねぎ、ソーセージを6〜8分程、炒めます。
  3. ポテトを入れて、さらに炒めます(生だったら5分くらい)
  4. 天然塩ひとつまみ入れたとき卵を流し入れ、半熟くらいに焼けてきたら、トッピングの野菜をのせます。行者にんにくは繊維に沿って、縦に細長くさいて使うのが気に入っています。チーズは、お好みで。
  5. 裏返して、チーズが焼ける匂いがしてきたら、できあがり。もう一度ひっくり返して、お皿に盛りつけます。
いつもだったらチェダーチーズをすりおろして使うけれど、冷蔵庫にブリーチーズがあったから、ちぎって、入れて、野菜をのっけたところ
平たいお皿か、蓋を使って、フタをしてひっくり返し、そっとフライパンから外し、それをまた戻す方法。ひっくり返したところ。
もう一回ひっくり返して、パセリやディルなど、フレッシュハーブを散らしました。

フレッシュハーブというと、パセリは万能、ディルは北欧、バジルはイタリアン、中近東/アジアはコリアンダー、ねぎ、という感じかな。
トルティーヤはSpanish Tapasを代表するメニューだから、冷めても美味しい。ピクニックやお弁当に入れてもいい。ハビ君のトルティーラはベジタリアンの人も食べられるように、野菜とチーズだけのが多かったかな。チェリートマトや、コジェットなんかも入っていました。何入れてもいいんだよね。とりあえず、ポテトが入っていれば。:)
この日は、行者にんにくとクレソンとヘイゼルナッツのスープ、チーズメルト・トーストと一緒に頂きました。

ごちそうさまでした🙏