先日、呉汁風お味噌汁を作るのに、mix beansの缶詰をあけました。そこから、白いお豆さんだけ抜いて呉汁に使い、残りのカラフルなお豆さん達をどう調理するか、いつもなら、イタリアンな具沢山スープでも仕込むところ、ですが、ふと、思いついた、ハーブを使った手作り納豆。この数年、納豆菌がなくとも、ハーブでできるらしい、と、あちこちから聞いてはいたけれども、やってみたことはありませんでした。
そもそも、以前、納豆の作り方も習いにいったのに、発酵させるための温度を保つための道具が揃えられなくて、結局そのままでした。
ハーブを使って納豆を作るには、菌を活性化させるのに43℃位〜の状態を24時間保つ、うまく発酵したら、表面にうっすら白い膜が現れて、これで粘りもある、立派な納豆になる、という事でした。
しかし、缶詰の豆、どうかな、、と思いつつ、ダメ元で、実験してみることに。
*用意したもの
- 缶詰のミックスビーンズ (缶詰くささをとるために、1分程、お湯で湯がいたもの)
- ローズマリー
- 湯たんぽ
- 温度計
- 保温する為に必要なもの
皆さん、ヨーグルトメーカーとか、保温機を使われる訳だけれども、うちにはないので、保温には、湯たんぽを二つ使いました。
豆とローズマリーをラップして、器に入れて、これをルースにカバー(発酵するのに空気がいるから密閉しない)
中に温度計をはさみ(これ、実は、キャンドルメイキングする時に使っていたもの)鍋敷をクッションにして湯たんぽで挟んで、2〜3時間おきに温度をチェックして、温度が下がったら、湯たんぽのお湯を入れ替えて、24時間。(が、実は、寝てる間は、放置したので、30℃以下に下がりましたが、、、)
これは、保温バッグがあれば、その中に、容器+ペットボトルにお湯、で、この温度を保つことは可能らしい。(というか、普通は、それくらいの用意をして皆さん作ってる、もしくは、気温が高い夏にお日様の熱を使って作ったり))
白い膜は、全体的ではなかったけれど、一部のお豆に見られ、ほんの少しながら糸引きもあり、食べてみたら、納豆の味がしました。😆
完璧な納豆ではないですが、、、まさか、缶詰の豆からできるとは思いもしなかった!!!
43℃を設定にしたけれど、もっと高くても良かったのでは?
そして、仕上がりの食感は、慣れ親しんだ納豆と比べると、ちょっと固い。
これは、仕込む前に下茹でをもう少し長めにしたら、改善されそう。
24時間以上、常温で置いておくと、発酵が進みすぎて、アンモニア臭が出ることがあると読んだので、そのあとは、冷蔵庫保管としたのですが、そうすると、もう、それ以上発酵は進まないから、糸引き具合もあまり変わらず。
翌々日、市販の納豆と混ぜ合わせました。
糸引きしっかりの納豆と合わせたら、見事、この納豆菌に丸め込まれたというか、爆、
自家製ハーブ納豆は成功とは言えない出来栄えながら、これなら、美味しい!
(次回は、保温バッグを使って、もっと楽に暖かい温度を保つこと、それと、下茹でをもう少し長くして柔らかくしておくこと)
私は個人的に、このミックスビーンズの彩りが気に入っていて、これで、納豆ができたら最高。もちろん、日本の繊細なハイクオリティの納豆とは比べものにならないかもしれないのだけれど、海外在住で、気軽に、納豆が作れたら、すごく嬉しい。
また、try&errorで、やってみます🙂
ごちそうさまでした🙏
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