Farewel Pub記録

Fab Pale ale steak pie
with spritzer afternoon

とても良いお天気の一日だった。

滞在中、お世話になった皆さんとThe Ground Unionというパブで待ち合わせ。

燦々と陽のあたるガーデンテラスでスプリッツアーと、ペールエールで乾杯する。

久しぶりのパブランチでステーキパイを頂く。

 

どうも見覚えがあるなあと思ったら、15年前にここにきたことを思い出した。それは特別な幸せな思い出の日で、その数年後に一度だけ、友人にお願いして、このパブの前まできたことがあった。15年前のその日ここで起きたことが、夢じゃなかった、ということを確認する為に。でも、その時は入れなかった。どうしてもその思い出に対峙できなくて、店構えだけ確認して、通り過ぎてしまった。

至福の幸せというのは、素晴らしいことだが、その絶頂から転落すれば、痛手は深く、なかなか立ち直れなかったのだ。

もう動揺しない自分がいた。そんな事があったことを、懐かしいような気持ちで、振り返った。むしろ、その特別に幸せだった自分が嬉しくてたまらない顔をしてカウンターに立っている様子が見えたような気がして、時薬が効いたことを知った。

朋友の存在や、こうしていろいろな事で助け舟をだしてくれた人たちのお陰で、人の痛みというのは確実に癒されていくのに違いない。だから、生きていればなんとかなるのではないか。その時にどんなに辛いと思えても、いつどこで新たな出逢いがあって、何が起こるのかなんて、わからない。時に事実は想像を超える。

さて、最後の歌を聞きに街へ。


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