fab miso making workshop with Tokoname pottery @The Koji Fermenteria
待望の<山源陶苑さん常滑壷に仕込む赤だし味噌のworkshopの記録
糀Fermenteriaさんにて
糀の良い香りがフワフワ漂う時間、いろんな種類のお味噌を試食しながら発酵食品についてあれこれ、また、日本の陶器や土の興味深いお話、そして、みんなで長テーブルを囲んで、楽しい仕込み作業。ひととおし、作業終わった後、自家製のどぶろく試飲会にも舌鼓の至福の時。:)
何より山源陶苑の鯉江さんのお話がとても気持ちよく、何世代も引き継がれてきた伝統を100年先の未来まで見据えながら、今この世代、そして次世代へとしっかり土着させていく活動が素晴らしい。
先代が年月をかけ手間暇かけて培ってきてくれたもの、伝承していく、未来を担う子供たちに。
今私たちがそうやって次の世代に託していく事に続く壮大な未来
大切なものを絶やさないで、繋いでいってほしいから、今、私たちが日常でできる事、こつこつと、自分もできたらいいなあと、思い改めました。
また、お互いの顔が見える世界についても、人間関係の根本的な大切さをあらためて、まるで大きな家族みたいな。
SNSで世界中と繋がれる便利な時代になって、それはそれで、素晴らしいこともいっぱいあるんだけれど、私たちの暮らしがどんな人達によって成り立っているか、顔が見えるって、とっても温かくてありがたいなあと、そう思った。
今は無き、実家にあった、大正生まれのおばあちゃんが使っていた梅干しの壷、このワークショップで再会して、あ〜これだった、おばあちゃんの愛用していたあの壺は目の前にいらっしゃった山源陶苑さんの鯉江さんのきっと先代が作られたもので、今ロンドンに住んでいる自分が、その鯉江さんが今の時代に作った壺で、故郷の味、赤味噌を仕込んだ、だなんて、あの世のおばあちゃんも母も、もしくは、曾祖母ちゃんも、味噌を手作りしているだなんてと、さぞかし驚き、いや、あっぱれ、と、喜んでいるだろうなあと、そんな気がした。
美味しいお味噌を育てます😊(いや、美味しいお味噌になること間違いない)
そして、この壺は私の代が終わったら、コトリへと伝承していくつもりで、長く、大切に使いたいなあ。
山源陶苑さん & 糀fermenteriaさんに大感謝でした🙏
どうもありがとうございました✨
自家製のどぶろくの試食会もあり
本当に美味しかった!