牛スネ肉のギネス煮込み

8月に入り、暦的には夏真っ盛り、のはずながら、例の如く、ロンドンは穏やかな天候に戻り、朝晩は爽やか。

季節外れの煮込み料理。
実は夏のおうちバーベキュー(炉端)風に牛肉の串焼きを作ってみたいなあと思って、ビーフのコーナーに行ったら、ちょうど串焼きにするのに良い大きさに切られたShin(スネ肉)が安く売られてた。
スネ肉を煮込んでから串焼きにする?もありかしら、と、とりあえず1パック買ったものの、忙しくなってしまって、数日、冷蔵庫で待機してたの、なかなかまとまった時間、台所に立つ時間ができないので、鍋にかけたら放りっぱなしでできちゃう洋風’煮込み’にする事にした。

こちらのお肉の煮込み料理で一番好きなのは、ビールやエールの煮込みなのだけど、特に大好きなギネス煮込み。とにかく、煮込んでる間の香りがなんとも言えない’外国の美味しい家庭料理の香り’。

この煮込みは、定番のマッシュドポテトと一緒に、または、ストロガノフ風にごはんにかけても、そして、パスタや焼き物のソースなど、抜群の使い回しができて、しかも、作り置きしておけば、冷凍も可能で、本当に重宝する。

仕事から戻ったら、もういい時間で、日が暮れる前、9pm位までアドミニ作業しながら、この煮込み作業、10pmすぎには出来上がって、一晩置くと、益々いい味になっている。

*牛スネ肉のギネス煮込み
牛スネ肉 Diced beef shin 400g
小麦粉
パンチェッタ(またはベーコン)
ギネスビール 1本
玉ねぎ 1個 粗みじん切り
にんにく 皮ごと 2個
セロリ 3本 粗みじん切り
人参 2本 輪切り
ローレル 1枚
トマトピューレ適量 (今回はトマトの水煮1カップ使用←かなりトマトの風味が強くなるので、ギネスビールの風味を強めにしておきたかったら、少なめピューレがおすすめ)
天然塩
胡椒

>オプション
バルサミコビネガー 
ウスターソース
パセリやコリアンダーなど香菜

  1. 一口大にカットした牛スネ肉に、塩胡椒した小麦粉をまぶす
  2. 鍋にオイルを入れて、パンチェッタを焼く
  3. そこに1を入れて、美味しそうな焼き色をつける
  4. ここでお肉を取り出して、玉ねぎ、セロリ、にんにくを弱火でしんなりするまで炒めるもしくは別のフライパンでしんなりするまで炒めて、お肉の入った鍋に足す)(バルサミコを入れるとしたらこの辺りで)
  5. お肉と野菜を合わせて、ギネスビールを入れ、強火にかける
  6. 沸騰したら、弱火にして、アク取り、ローレルを入れて、蓋をして弱火でコトコト、1時間位したらお肉がすっかり柔らかくなっている
  7. 味見して、好みでウスターソース(イギリスの)
付け合わせ

  • マッシュドポテト(horseradish sauce入り)+Garden Peas+卵焼き(ケールのアーモンドクリーム煮込み入り)
  • オリーブおひたし(スイートブロッコリー、サラダ用の葉野菜、オリーブオイル、醤油、レモン)



  • パプリカの辛子焼きびたし

パプリカを焼いて、醤油、みりん、イングリッシュマスタードでマリネしたもの

マッシュルームの粒マスタード炒めも一緒に



ごちそうさまでした🙏

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