Hackny wickランチ散策 ガストロパブのバーガー


ウェアハウスの立ち並ぶ一画に佇むNumber 90
この間連れていってもらったThe Old Baths cafeもそうだったけれど、表からは中の様子が想像つかない。ロッジハウス風の木の玄関をあけると、膨大でスペーシーな空間の広がりに驚く。天井も吹き抜けの高いつくりだから、屋内のこのスペースはダウナー系の雰囲気も重ねたダイニングエリアになっている。実際、週末の夜にはクラブイベントも行われているらしい。
このダイニングエリアの向こう側は運河沿いに設置されたテラスがあって、イギリスのパブチックな木製のベンチテーブルが連なっている。(ロンドンの運河沿いの素敵なお店のベスト5に入ってるらしい)

都会風なネーミングながら、この店内のモダンすぎない気取りなさが、とても居心地いい。
それに、クラブに使われてるからって、クラバー向けの音がかかっているわけじゃなくて、耳障りになるようなBGMが垂れ流されていることもなく、そっと、風にのって流れてくる程度の音、それがまたちょうどいい。

お店のメニューの方は、イギリスのガストロパブ風、往来のサンデーロースト的メニューに加えて、今時のモダン、ちょっとヘルシーなチョイスが選べるようになってる。

ハンバーガーがシグネチャーメニューらしい。

ビーフバーガー/TNG Burger チャコール入りの炭パン+チャンキーナなビーフ、チャツネ、ベーコンのソース、スモークしたチェダーチーズ、ブリー、ジェムレタス、ビーフトマト、赤玉ねぎのマーマレード、スモークベーコン、という、インパクト大のビーフバーガー。かぶりつける大きさじゃないんだけど、皆んな、かぶりついて食べる:)
スイートポテトのフライも美味しくて、人気。
チキンバーガーも美味しい。イタリアンハーブを練りこんだバン+チキン・シュニッツェル(ユダヤ版チキンカツ)ジェムレタス、紫オニオン、トマト+アイオリソースとチョリソーペイストの組み合わせ。

ヴィーガン・バーガーもある。(当然、ヴィーガンマヨネーズやチーズと称されているのは100%植物由来の原料のみで作られたものになる)
モロッコ風スパイシーひよこ豆のバーガー:ひよこ豆とコーンとコジェットのパテ+ヴィーガン用のアボカドマヨ、トマト、ジェムレタス、オニオンマーマレード、トマト+ヴィーガンのモッツアレラのボリューミーなバーガー。

ターメリックとビートルートのソイ(大豆)バーガー:ソイ・パテ(大豆バーガー)+チミチュリソース(中南米のスパイシーフルティーなソース)ヴィーガンマヨ、トマト、ジェムレタス、オニオンマーマレード、ビーガンモッツアレラ+ターメリックとビートルートのバーガーバン!これがとってもカラフルなピンクのパン!(写真はないけど)

メインになるプレート料理もあって、ヴィーガン用のキヌアサラダを頂いた。
これもとっても、美味しい、はじめてのピンク色のディップソースがお皿に塗られてた。センスいい。

皆んなで、少しづつシェアして味見。
ハンバーガーと聞くと、お肉ガッツリ!なイメージだけど、野菜が豊富でとても彩あざやか。見事な主食。


お天気が良くなって、運河の上、カヌーを楽しむ人たちの姿があった。
セントラルロンドンでは出会えない光景。
運河沿いは緩やかな時間が流れている。