昨年12月に帰国した時に買ってきた信楽焼(しがらきやき)の白いお皿。
ずっと白い陶磁器がほしいと思っていたので、念願の一枚でした。
(金銭的にかなり厳しい里帰り旅行だった為、この白いお皿は一枚だけ!買い求めた特別なお皿でした)
が、スーツケースに入れて、割れたりしたら泣くに泣けないと思って、手荷物にしたところ、その手荷物をおとしてしまい、愕然!帰国してあけてみたら、こんな状態になっていました。。。(このショックといったら、、、)
ここまでバラバラになったら、自分でできるかどうか不安ながらも、’金継ぎ’で修復することを決意。
実は他にもいくつか、割れてしまったり、かけた器があって、その’いつか’の時のためにとってありました。土鍋とか、ほぼ粉々になった小鹿田焼き(おんたやき)のお茶碗とか。
他にもこうやって、欠けてしまっていた器たち。
ロンドンで買った金継ぎセット
この時のために、新聞紙にくるんでとってあった信楽焼のお皿。(目にするたびショック蘇り痛いくらいでした!)
とりあえず、接着剤でひとつのピースに戻しました。
このあとに、金粉を混ぜ込んだ接着剤で補強と金粉をまぶしました。
かなり荒い仕上げとなってしまいましたが、一枚のお皿に戻ったときの感激といったら。
以降、自分にとって特別なお皿となっています。