カツサンド~ごはんの力~

ごはんって、食べたら終わり、でありながら、そもそも、なぜ、ごはんの記録をつけようと思ったかというと、それは、愛娘のコトリさんに毎日作るお弁当の記録を残しておこうと思ったことがありました。

コトリさんの本当の名前は真矢といいます。真矢ちゃんはそれは素敵な声を持っていて、彼女が帰ってくると、うちのなかに小鳥が飛んできたかのように素敵な音のエネルギーが流れます。そんな、コトリみたいな人だから、コトリさんと記しています:)

そもそも、なぜ、お弁当記録かというと、昔の自分はとても不器用な母親で、いろんなことに怒ったり悲しんでいることの方が多くて、いつも不機嫌でナーバスだったりして、そんな中で、コトリさんが小さい頃、寝る前に本を読む’読み聞かせ’の時間はとても平和な親子の時間として存在していて、そこでいろんなことをfixできるような気持ちだったのが、コトリさんがもう少し大きくなり学業が忙しくなってきたら、読み聞かせの時間もなくなって、それで、話すということも難しくなってきて、せめて、君が食べるお弁当を’心を込めて’作るということが、ママにとって、特別なことになりました。

それは、今日も学校がんばってよ、だったり、昨日、怒ってごめんね、だったり、なんだか、そんな風な、言葉には託せない気持ちをお料理に込めたりしたもので、それをママからの遺書として残したくなって、この記録が始まりました。

ところで、この数日、お世話になった方や、癒しのワンちゃんの訃報が続いて、かなりショックな日々となりました。

コトリさん、ママは大丈夫だと思っていたのですが。喪に服しながら、ちゃんと毎日やっていけると思っていたのですが。これまでだって大抵の事は、ちゃんとやってこれてましたから。

でも、大丈夫じゃなくなるときあるなあ。あるんだなぁ。

結構、すんなり、折れてしまいました。

このまま、頭までお布団被って、起きたくない位の。

折しも、そういう時に、毎日、まるで私の救世主ですか?!と思えるような方たちが我が家にやってきてくださったり、ご一緒する時間があったりしました。

本当に神様に見守れられている気になりました。

そんな時に、仕事先にて、頂いた賄いごはんの’カツサンド’でもありました。


お皿の包みを見た瞬間に涙でました。

本当にありがたかったです。感謝。


美味しい、半分持って帰るつもりが全部食べてしまいました:)


ありがたい。本当に、ママはいろんな人の善意に助けられて生かされているとつくづく感じています。

コトリさんも元気でやっていますように。