賄い記録 :味噌粥の卵豆腐海老餡掛けと白菜のくたくた煮

aromayaのレッスン後の賄いごはん

☆賄いごはんメニュー(2月8日)
味噌粥
卵豆腐海老餡かけ
白菜とスペアリブのくたくた煮スープ
虹色きんぴら
オクラとミディトマトの煮付けとじゃがいもの梅和え和サラダ
インゲンとセロリとツナのくたくた煮の焼き海苔和え
ブロッコリーと豆苗のおひたし

いつも思いつきで作っている賄いごはん。
その時に自分が食べたいもの、そのままで。今回は、スペアリブの煮込みが食べたくなって、半分仕込みはしてあったのだけれど、普段は前日のお昼にはできあがっている献立になんだかピンと来ず、準備が滞っていて、どうしようか〜と思っていたら、翌日きてくださる方が胃腸の調子が思わしくなく、炎症があって治療が始まったというお知らせ。あぁ、なるほど!というタイミング。そのお知らせを受け取ってから、献立がクリアになってスムーズに仕込みができました。:)

なので、今回は、”胃腸に優しい”がテーマで、おかゆさんをメインにした献立。


白菜とスペアリブのとろとろスープ 予定ではスペアリブをメインにおかずとスープを作るつもりで、スペアリブを柔らかく煮込むところまでは仕込んであったのですね。一晩冷まして、浮き上がって固まった脂分はとりわけておいたので、豚骨のコクはありながらも、胃腸に優しい脂質少なめさっぱりバージョンのスープ。(コクがある方が好みの方にはこれを足します)これに、干しエビと昆布を水につけておいた出汁を合わせて、ことこと白菜を煮込みました。味付けは天然塩だけ。でもそれぞれの旨味がちゃんと味わえる美味しいスープになりました。

味噌粥 白米とちょっぴり玄米でつくったとろとろ粥にコーンバルガーとキヌアを柔らかく炊いたものを合わせて味噌粥に。(出し汁で緩めてお味噌をちょっと入れただけのほんのり味付け)風味づけに生姜のすりおろしも少々入れて煮ています。(仕上げに、ではなく、一緒に煮たのは、少しでも繊維質を柔らかくして消化しやすい形にしたかったから)

茶碗2杯分位のごはんが倍以上の量になり、七号の土鍋いっぱいになりました:)


実は賄いを出す前に、試食しています。(それで、どの器を使おうかとか味付けや付け合わせを変えたりしています)↓これは試食のとき。

オクラとミディトマトの煮付けとじゃがいもの梅和え和サラダ
ブロッコリーと豆苗のおひたし
インゲンとセロリとツナのくたくた煮の焼き海苔和え
虹色きんぴら
卵豆腐の海老餡かけ(この小さなお椀は自分の味見用。皆さんの分は好きなだけとりわけできるようまとめて大きなお椀で用意)

作り置きお惣菜を小皿に盛り付け。
左上端の小鉢は、直前に思いつきで用意した、じゃがいもの煮っころがしのポテサラ。先日作りすぎてしまったじゃがいもの煮っころがし+人参金平+ブロッコリーのおひたしを電子レンジ弱めで1分ほど加熱して、フォークの背でつぶしてオーツミルクでゆるめたものに、醤(ひしお)を少々入れたもの。(消化に優しい+醤で、お腹に良い善玉菌も豊富に摂れて、腸内環境をサポートしてくれるはず)

もしかしての’おかわり’分だけ、お惣菜をお皿に盛って配膳。

味噌粥にのっけてもらうように作った卵豆腐の海老餡かけ’ (実は介護食のレシピを参考にして作りました:)’おかゆさん’にこういうトッピングがあるとご馳走感が増すことを期待して:)

おかゆさんに卵豆腐の海老餡掛けをかけて、混ぜ混ぜしながら食べてください!
と言ったら、sma x smaみたい!と言われたのですが、はい!まさにsma x sma見てましたから!爆(ロンドンで)ひとつのお料理が副菜で変わっていく、食の組み立て、楽しいです。:)そう言われたら、そのとおりで、いつのまにか、お楽しみエレメントとして刻み込まれたアイデアなのかも:)



ありがとう&感謝の足読みの会でした。