Red snapperってフエダイ科のお魚らしいのだが、ロンドンではジャマイカンなどカリビアン系のメニューでよく見かけるお魚のひとつ。
そういえば、むかし、貧乏学生だった時に、当時の友人であった、ロンドン生まれ/育ちながら、ジャマイカがルーツの音楽ともだち、が、レッドスナッパーを丸ごと使ったジャークフィッシュに鍋いっぱいのRice&Peas(お米とキドニービーンズをココナッツミルクたっぷりで炊いたピンク色のごはん)を作って食べさせてくれたことがあった。
塩胡椒して、しばし置き、水気をふきとった魚に小麦粉をはらりとはたき、オイルをいれたフライパンで皮目の方から、からりと焼き色をつけ、ひっくり返したら、端っこによせて、玉ねぎ、マッシュルーム、にんにくのみじん切りを入れて、優しく〜炒める。:)
白ワインを入れて、ディフューズさせて、ちょっとお水と、チキンストックの素、ミニトマトなど、適量いれて、蓋して、蒸し煮。(最近、どんどんアバウトになっているので、量が書き残せない)煮汁が煮詰まってきたところで、生クリームを入れて仕上げるのだけど、今回は、French creme frache(やや濃厚なサワークリーム)を使った。
それから、作ってあった、サボイキャベツのフェジョアーダ風(ブラジルの豆と肉の煮込み料理)が合うんじゃないかと思って、丼に添えてみたんだけど、どんぴしゃだった。:)
で、これをこさえるのに、買い出しに行ったわけなのだけど、Red Snapper売り切れ!
代わりにBasaという淡水魚+サフランを買い求め、賄いごはんの 支度となりました。
Red Snapperというと忘れられないごはんがあるのね。
"wake up, wake up, wake up"
nice memory from Galliano
昔々の20代の頃はクラブのダンス仲間だったコンちゃん。
それから、お互い音楽の世界の表舞台と裏方という関係になって、一緒にお仕事をして、そして、いいことも悪いことも、信じがたい程いろいろあって、私たちは大人になった。
それから、再会した時、それまで知らなかったディープな南ロンドンの世界を案内してもらって、手料理を食べさせてもらった事は、一生の良き思い出となっています。