感謝の食卓
#onigiriaction 茸の炊き込みごはんおにぎり、ムール貝のワイン蒸しからの春菊入りひよこ豆味噌のお汁、スペアリブと大根煮付け、小松菜と焼き茄子の煮浸し、ベーコンと小松菜とブロッコリーの厚焼き卵、コールラビのレモン漬け、大根皮と紫玉ねぎの酢の物


一昨日、買い出しに行ったとき、お得なムール貝に出逢ったから、その日のうちにガーリックとバターでワイン蒸しを作った。それと小松菜でこさえた先日のパスタの夕飯。

そのワイン蒸しを使ってのお味噌汁
今使ってるのは、今年はじめに仕込んだ自家製のひよこ豆のお味噌。

仕上げに春菊を入れて、できあがり。

昨日kitchen34さんが持たせてくれた炊き込みごはんが今日のおにぎりに。
一昨日の私が作ったワイン蒸しが今日のお椀に。
数日前の私が漬けたマリネが今日の副菜に。
1週間前にルイスの畑で採れたお野菜がメインのおかずに。
そんな風に今日の自分は、過去の自分と周りの人たちのコツコツ手をかけたものでできている。
ちょっと元気がでない朝、気持ちを入れ替え、台所にたって、ごはんを用意してるときに気がついたこと。いちから全部はとても作る気力も時間もなかったのに、こうやってちゃんと食事が用意できたのは、’今’が’過去’の積み重ねで、自分や誰かがやったことのおかげで助けられていたから。
そして、これ、全部繋がっていて、未来へと続くんだね。
’私’って人の善意で生かされているんだなぁ。
誰か、何か、作為的にではなく、日々の暮らしの中で私たち誰もがしていること、そのときは、未来の自分の為に、とか、会ったこともない誰かの為にとか、そんなことまったく考えてやってるわけではないのに、それは必ず次へと繋がっている。手から手へ、または、こうやってSNSの中で発信することも、それを偶然見ることも含めて、漠然と散りばめられた’思いやり’は、見えないところで、こうやってかたちになっていく。自分も含めて、感謝の気持ちに包まれた食卓の時間だった。