今でこそ、料理が好きですと胸をはって言うようになったが、10年位前まではテーブルセットもできなかった。食卓の上にいろんなものがのっかってても平気であったし、大きな音で音楽かけてるかTVをつけてるかして、食事をする、それは雑多なものだった。
そういうと皆さんに驚かれるのだけれど、人って変わるものなのだよね。
ママにお料理の楽しさ、台所作業の面白さ、食の大切さを教えてくださったのは、美味しいごはんをこさえてくれた料理上手な友人や、食べに連れ出してくれた舌の肥えた友人たち、そして、数々の食のスペシャリストの先生方との出会いがある。
手作り味噌や納豆の作り方をはじめ、お米の研ぎ方から包丁の使い方、食材という’命’の食べ方を一から教えてくれた和みキッチンの敦子先生。
おうちでできる本格的なおもてなし料理のフルコースレシピをプロの作業で仕上げるこつを教えてくれるケチャウルキッチンのよしこ先生。
最近、かなり興味津々なマヤ暦と栄養学をあわせた栄養療法のまさよ先生。
そしてブログで何度もレシピを参考にさせてもらっていたこちらのkitchen 34のみずえ先生には、先日のChalice Gallery openingでようやくご本人と対面し、たまたま欠員がでたというお料理教室の日にすべりこませてもらっての、初参加だった。
何年もブログを読んでいたから、会ったばかりとは思えぬ親近感、しかも、ママとお誕生日が同じ!(年齢は違う)という偶然。音楽にこだわる方、と何かと共通点が多く、親近感たっぷりな先生だったのだよ。
さて、この日のKitchen 34のお料理教室のテーマは「スペイン料理」
お料理教室の醍醐味は、美味しいレシピと作り方のコツを教えてもらうだけでなく、この’至福の時’試食タイムであったりする。:)
魚介類たっぷりのパエリアに、お豆とチョリソーの旨味がぎゅっとつまったスペイン風煮物。これは、みんな、お椀を飲み干して、お代わりした旨さだった。
色も形も様々なトマトのサラダ。トマトはご馳走だとつくづく思う。
ボリューミーな茄子のマンチェゴチーズ焼き スペイン風の食べ方、というのも教えてもらったよ:)
さりげないテーブルセッティングがとってもいい:)
(こういう事がママはできないから尊敬する)
デザートの卵の焼き菓子は自分たちで盛り付けたよ。:)
なんだかとても懐かしい〜優しい味だった。
レッスンは、オープンカウンター式のキッチンに立つみずえ先生を囲むようにして、レシピを見ながら先生が作っていくのを見て、聞いて、メモをとる形だった。
お母さんと一緒に来ていた小さな女の子がいてね、私たち大人に混ざって、ストールの上に腰掛けて、先生の台所作業を食い入るように見入っていたよ。
それで思い出した。小さい頃、ママはTVで料理番組を見るのがとても好きだった事。
今でも好きだなあ。食材を洗ったり、切ったり、焼いたり、煮たり、その様子を見るのがとても好きなのである。しかも、これはあれだ。ヴァーチャルじゃなくて、目の前で起きてるから、2次元じゃない、色、音、香り、に付け加えて窓から入ってくる風にのって、ふわふわとこの美味しい香りが漂い空気中を舞い踊る。これは一種の’幸せ’だ。
わたしが、あの小さな女の子だったら、どんな気持ちかな、と想像するまでもなく、この料理教室とは素晴らしい’食育’なんだと思ったね。
うちは商売屋だったから、台所作業を楽しく眺めるといった余裕がなかったかなあ。
それから、常々、人が出す動作や作業の音はその人をあらわす、と感じているのだけれど、(ほら、歩き方も違ってくるでしょう)敦子先生もよしこ先生もその人をあらわす作法の音をもってらして、このリズムが素晴らしいなあと思って、また会いに行く。
みずえ先生の作法の音は、とても心地よく優しい。見てると’癒される’不思議な力があった。
と言うわけで、ママが通いたい料理の先生がまた増えた。
と言うことは、もっとお料理のレパートリーが増えて、美味しいものが作れるようになる、という事だ。
あらためて’食’の大切さ、ありがたさを感じた日。
そういうと皆さんに驚かれるのだけれど、人って変わるものなのだよね。
ママにお料理の楽しさ、台所作業の面白さ、食の大切さを教えてくださったのは、美味しいごはんをこさえてくれた料理上手な友人や、食べに連れ出してくれた舌の肥えた友人たち、そして、数々の食のスペシャリストの先生方との出会いがある。
手作り味噌や納豆の作り方をはじめ、お米の研ぎ方から包丁の使い方、食材という’命’の食べ方を一から教えてくれた和みキッチンの敦子先生。
おうちでできる本格的なおもてなし料理のフルコースレシピをプロの作業で仕上げるこつを教えてくれるケチャウルキッチンのよしこ先生。
最近、かなり興味津々なマヤ暦と栄養学をあわせた栄養療法のまさよ先生。
そしてブログで何度もレシピを参考にさせてもらっていたこちらのkitchen 34のみずえ先生には、先日のChalice Gallery openingでようやくご本人と対面し、たまたま欠員がでたというお料理教室の日にすべりこませてもらっての、初参加だった。
何年もブログを読んでいたから、会ったばかりとは思えぬ親近感、しかも、ママとお誕生日が同じ!(年齢は違う)という偶然。音楽にこだわる方、と何かと共通点が多く、親近感たっぷりな先生だったのだよ。
さて、この日のKitchen 34のお料理教室のテーマは「スペイン料理」
お料理教室の醍醐味は、美味しいレシピと作り方のコツを教えてもらうだけでなく、この’至福の時’試食タイムであったりする。:)
魚介類たっぷりのパエリアに、お豆とチョリソーの旨味がぎゅっとつまったスペイン風煮物。これは、みんな、お椀を飲み干して、お代わりした旨さだった。
色も形も様々なトマトのサラダ。トマトはご馳走だとつくづく思う。
ボリューミーな茄子のマンチェゴチーズ焼き スペイン風の食べ方、というのも教えてもらったよ:)
さりげないテーブルセッティングがとってもいい:)
(こういう事がママはできないから尊敬する)
デザートの卵の焼き菓子は自分たちで盛り付けたよ。:)
なんだかとても懐かしい〜優しい味だった。
レッスンは、オープンカウンター式のキッチンに立つみずえ先生を囲むようにして、レシピを見ながら先生が作っていくのを見て、聞いて、メモをとる形だった。
お母さんと一緒に来ていた小さな女の子がいてね、私たち大人に混ざって、ストールの上に腰掛けて、先生の台所作業を食い入るように見入っていたよ。
それで思い出した。小さい頃、ママはTVで料理番組を見るのがとても好きだった事。
今でも好きだなあ。食材を洗ったり、切ったり、焼いたり、煮たり、その様子を見るのがとても好きなのである。しかも、これはあれだ。ヴァーチャルじゃなくて、目の前で起きてるから、2次元じゃない、色、音、香り、に付け加えて窓から入ってくる風にのって、ふわふわとこの美味しい香りが漂い空気中を舞い踊る。これは一種の’幸せ’だ。
わたしが、あの小さな女の子だったら、どんな気持ちかな、と想像するまでもなく、この料理教室とは素晴らしい’食育’なんだと思ったね。
うちは商売屋だったから、台所作業を楽しく眺めるといった余裕がなかったかなあ。
それから、常々、人が出す動作や作業の音はその人をあらわす、と感じているのだけれど、(ほら、歩き方も違ってくるでしょう)敦子先生もよしこ先生もその人をあらわす作法の音をもってらして、このリズムが素晴らしいなあと思って、また会いに行く。
みずえ先生の作法の音は、とても心地よく優しい。見てると’癒される’不思議な力があった。
と言うわけで、ママが通いたい料理の先生がまた増えた。
と言うことは、もっとお料理のレパートリーが増えて、美味しいものが作れるようになる、という事だ。
あらためて’食’の大切さ、ありがたさを感じた日。