南ロンドンのsoul food'お好み焼き処 'okan'

ブリクストンという街はカリビアン系文化が活き活きと濃いエリアで、いろんなものが鮮やかに’主張’している。駅についた途端、ジャーシャカとか聞こえてくるような、または、ゲットーブラスター持ってdub聴いてるラスタおじさんがバス停にいてバス待ってたりするようなエリアで、そこから、ストリートマーケットが広がっていて、その先にアーケードの商店街みたいな隠れ家的エリアが存在している。そこは異文化のアートと食のメルティングポットみたいになっていて、実におもしろい。その中に、昭和レトロなモードで日本のストリートフード代表’お好み焼き’をサーブしてるのが’おかん’。

名前もいい。店構えもいい。味は間違いない。雰囲気がある。個性際立っている。だから、ここはいつ行っても、多様な人種、現地の人達がいっぱいで、この独特な感じを味わい’お好み焼き’に舌鼓をうつ。そんな素敵なところが’おかん’。

ランチタイムのセットメニューは12時から5時まで、と長く設定されてたから、3時という遅い到着だったけど充分間に合った〜:)嬉。

他のお客さんが食べてるの見て思わず頼んでしまった懐かしき’オムそば’
味はもちろんの事、プレゼンも素晴らしい!
作ってる人の味覚、美覚、センスの良さが表れてる。お店見たらわかるけれど、本当にセンスいい。あたりまえだけど、作りたての熱々がさっと瞬時にでてくる。きびきびとしたサービスが流石’おかん’なんだ:)

ランチセットは大抵ベジタリアンとノンベジタリアンのチョイスになっているらしい。
一時期ヴィーガンさんだったコトリさんは、普段野菜中心の食生活だけれど、外で食事する時は豪快にいろいろ食べるようになった。

豚肉のお好み焼きのセットでサラダとお味噌汁も一緒に
『いただきます!』

この提灯もとてもいい
これ、ロンドンなんだよ:)
ね、ロンドンでしょう:)

人種、文化、いろいろなものが、上手い具合に並び、融合されていて、素敵に提供されてる。

おかんでお好み焼きを食べた後、この界隈を散策して、1日の締めにおかんの別店、お好み焼き屋さんから歩いて5分位先にある、おかんの麺どころへ向かいます。








































く見ると英国モダンアンティーク風のシックなテイストの内装なのに真っ先に目に飛び込んでくるのは艶やかな昭和レトロの看板で、これがばっちり合ってるのがすごい。
各テーブルに置かれたカトラリーケースやチェイサーにカップまで、このレトロ・トラディショナル、ハイセンスなキッチュ感が素晴らしいのよ:)

そして、自分は以前音楽のお仕事をしていた経由もあって、BGMにはめちゃめちゃうるさいです。

で、一体、どなたが選曲してるのかな、と思うような、選曲のセンスも良し、ボリューム具合もちょうど良し。

ジャズもアコースティックもボッサもオーガニックな音色で、曲順もとてもいい、それがこの空間にぴったりとくるし、おかんでだしてるごはんにもぴったりときます。

ことりさんと二人ならば、シェアもできるかな〜、違うもの頼もうか〜と言いながら、今回ふたりとも、長らくラーメンを食べていなかったので、定番の’醤油らーめん’がどうしても食べたくて、これに関しては、シェアできません!という事で、醤油ラーメンふたつ。:)

頼んだあとに、おとなりが、鶏唐そばを食べてらして、それが又なんと美味しそうだった事か!!!

今度はお蕎麦で!