オーガニックステーキとむしゃむしゃサラダの春ごはん
このところロンドンはとてもお天気がよくて気持ちいい
コトリさんと一緒におでかけ、まずはお昼ごはん
昔小学校の自転車置き場だったところを食堂にしたレストラン、Rochelle Canteenの日替わりランチをいただきに。
このお店は看板というものがないの。しかも、入り口はベルを鳴らして開けてもらう仕組みで、だから、知ってる人しか入れない。通りがかりの人がふらりと入れるようになっていないんだ。
お庭で食べることにしたよ。

*本日のスープと前菜;
ひよこ豆とケールのスープ/パープルブロッコリーのマリネ/薫製鯖とポテトとディルのプレート
/ラビットのテリーヌとプルーンのピクルス/カリフラワーとバークスウェルチーズと辛み葉野菜のごはん
*日替わりメイン;
イカとフェンネルの煮込みのアイオリソース添え/
チキンとチョリソーのパイ/バベット(ハラミ)ステーキとスイスチャードとアンチョビーのクリーム仕立て/鳩のローストの白いんげん豆とトレビス添え/
エルサレムアーティチョーク(菊芋)とチーマ・ディ・ラーパ(西洋菜バナ)ポレンタ添え
周りのテーブルをのぞいて美味しいそうなものを同じように頼んだ
ひよこ豆とケールの野菜たっぷりの濃厚スープ
パンと合うね〜。

メインはフランスのビストロ定番料理のバペットステーキ。これはハラミにあたる部位の牛肉をかなりレアに焼き上げたもの。普段お肉をあまり食べないから、特別に。お肉もこだわりのオーガニックのようです。
スイスチャードとアンチョビーのクリーム煮込みが一緒。美味。

一皿に4枚分のステーキ。なかなかのボリューム。
これはひとりでは完食無理。
まわりのおじさん達はこれをペロリとひとりで平らげてたけどね。:)
旬野菜のグリーンサラダ。
春野菜はちょっと苦味があって、これがまた濃厚なメイン料理によく合う。
ふたりでシェアしてちょうどいい位。

コトリさんはブラックアメリカーナ
ママはティーを頼もうと思ったのだけどソーヤもアーモンドミルクも売り切れという事で、ミルク飲めないからフレッシュミントティー。
ずっとインスタントコーヒーばかり飲んでたって?
やっと’まともな’コーヒーで幸せ感じる
コトリがさえずっている
静かで平和な時間が流れている
この辺りにはこじんまりと素敵なお店が立ち並んでいる
騒がしい街中より、こういうロンドンの方がずっと好き

ポーリッシュカフェ。とっても人気があるのだそうだ。
お隣のマルシェ風オーガニック野菜のお店。イギリス、というより、いろいろなヨーロッパの風情が漂うストリート。そういえば、ロシェル・カンティーンのメニューもそうだった。

この後、日本の写真家、小林伸幸さんの個展に向かった。
日本の和紙にプラチナ印画という手法で焼きつけられたイメージは神がかっている。
それに、思いがけず、劇的なことが起きたね。本当に出かけてよかった。
わたしもコトリさんも神様に出会ったようだ。

*古い小学校がクールなモダン・カンティーンに/あぶそるーとロンドン記事
*神々のおわす風景;小林伸幸写真展