ふかふかのパンも美味しいけれど、たまに、このどっしり重目の食感のライ麦パン/サワードウブレッド(sourdough bread /rye bread)が時々食べたくなります。
独特の酸味があるのだけれど、それがマリネ系のトッピングとよく合う。
ヘリングのマリネ(にしんの甘酢漬け)にも数種類あって、これはチリ入り辛いタイプのもの。自分がピリ辛好きなのでどれ位の辛さかなと思ったら、結構、辛い!
ママはokだけれど、これはコトリさんには辛すぎ。苦笑。次回は普通のにしよう。:)
たいていのものはシンプルな味付けの自家製に舌が慣れているせいか、市販のマリネだと若干普段口にしない添加物的味覚を感じるので、マリネ液に浸かっている真ん中の玉ねぎレリッシュとかはほんの気持ちだけつまんで、ヘリングにはレモンジュースを絞ると食べやすくなる気がします。(ヘリング自体は青魚だからうまく摂りたい)
ライブレッド+ホースラディッシュソース+グリーンサラダ+自家製きゅうりの甘酸っぱいピクルス+ヘリングス+紫たまねぎのオイル漬け
ちょっと欲張りすぎた結果、なにがなんだかよくわからないプレートになってしまったけれど、3切れでお腹はいっぱい。:)カルダモン入りの濃いめのミルクティーでしめました。
オープンサンドは、シンプルなものを何種類か作ったほうがかわいいね。
独特の酸味があるのだけれど、それがマリネ系のトッピングとよく合う。
ヘリングのマリネ(にしんの甘酢漬け)にも数種類あって、これはチリ入り辛いタイプのもの。自分がピリ辛好きなのでどれ位の辛さかなと思ったら、結構、辛い!
ママはokだけれど、これはコトリさんには辛すぎ。苦笑。次回は普通のにしよう。:)
たいていのものはシンプルな味付けの自家製に舌が慣れているせいか、市販のマリネだと若干普段口にしない添加物的味覚を感じるので、マリネ液に浸かっている真ん中の玉ねぎレリッシュとかはほんの気持ちだけつまんで、ヘリングにはレモンジュースを絞ると食べやすくなる気がします。(ヘリング自体は青魚だからうまく摂りたい)
ライブレッド+ホースラディッシュソース+グリーンサラダ+自家製きゅうりの甘酸っぱいピクルス+ヘリングス+紫たまねぎのオイル漬け
ちょっと欲張りすぎた結果、なにがなんだかよくわからないプレートになってしまったけれど、3切れでお腹はいっぱい。:)カルダモン入りの濃いめのミルクティーでしめました。
オープンサンドは、シンプルなものを何種類か作ったほうがかわいいね。
ママがはじめて、ライ麦パンを食べたのは、日本からロンドンまでロシア経由で何十時間もかけて渡航した時、トランジットで初めてロシアに一泊(正しくは6時間程の深夜から明け方までの滞在)した時だった。20歳前後の頃だったろうか。
遅い時間に到着するフライトで早朝出発の、安い便だったのだね。雪に囲まれたトランジット専用のホテルで二人用の相部屋だった。11pmまでに食堂に行けば軽食が無料で食べられるというので、到着してすぐに食堂に行ったら、裸電球がぽつんとついているような薄暗い様子で、誰一人いなくて、奥の方にキャンドルの灯りのような暖かい場所が見えたから、のぞいてみたらスタッフの人たちがそこで静かに、でも、楽しそうに、時々笑いながら、お酒を飲んでいて、英語が全く通じなかった。それで、空港でもらった軽食クーポンみたいなものを渡したら、その誰もいない薄暗くてだだっ広い食堂に戻って座るように指示されて、待ってたら、でてきたのが、冷たいライ麦パン、5mm位の薄いやつひときれとストレートティー一杯だった。ちょっとショックだったなぁ。ぇえっ?!これだけっ?!っていう衝撃。お腹がすいていたし、それから、10時間位は何も食べられない事を肝に命じて、、しみじみとその硬くて冷たいライ麦パンをかじりながら、お砂糖多めにいれたストレートティー(ちょっとぬるかった)で、ひもじさを味わった。冷たいお皿のそのずっと向こうの、キャンドル灯りの空間に老若男女のロシアスタッフの様子との温度差がすごくて、あのとき、ママは、飲めもしないウォッカをあの人たちみたいに、ゴクリと、このすきっぱらに入れられたらなあと思った。きっとお腹からあったまって、空腹感なんて忘れて眠くなって、朝まで丸太のように休める気がしてね。宿は雪という冬にすっぽりと包まれていて、とても静かだった。日本ともイギリスとも全く違う世界だった。人々はこうやって硬いライ麦パンを味わって、飢えをしのぐのだろうかと思った。それは、あの場所でそんな風に口にしたから、特別なありがたみを持って記憶に残った。
私はロシア人じゃないけど、ロシアの故郷の味、歴史の味を体験したような気がして、今も、ライ麦パンを口にするときは、ぼんやりと、そのロシアの食堂の事を思い出すんだよね。
+ムーミン谷の物語の世界もね。ママはどこか、寒い国、寒い季節に対してノスタルジックになるところがある。イギリスに来たのもナルニア国ものがたりを読んだからじゃないかなあと思うし、きっとそういうのが好きなんだろうね。:)’冬眠’とか、その様子を想像するとほっとする。あ、だから、寝るのが好きなのか!爆