鮎の姿煮の炊き込みごはん

ママの故郷、岐阜は鮎という川魚が名産だ。うちは釣り好きの爺ちゃんがはじめた釣具屋だったから、小さい頃から鮎はよく食卓にあがった。たいてい、塩焼きにしてバクバク食べてたものだよ。:)

さて、一時帰国した友人が「鮎姿煮」をお土産に買ってきてくれた。
姿煮は骨まで柔らかく煮付けてあって、お味もしっかりついてるから、そのまま炊きたてご飯と一緒が美味しいね。

が、「岐阜の人がどんな風に食べるのか見るの楽しみだなあ」って、言われちゃったから、一気にハードルがあがった。笑。そうだな。最後に鮎を食べたのは岐阜の鮎料理屋さんに連れて行ってもらった4年前、2012年だ。その前に食べたのは家族で湯之島館に行った2008年。よく考えたら、いつも実家で食べていた鮎料理はいつのまにか、特別な機会のご馳走になっていた。
いつ、どんな特別な機会に、どんな風にして、コトリさんと一緒に食べようか、って考えてたら、思いついた、春菊と一緒に炊き込みご飯にしたら美味しいんじゃないかって。
というわけで、冬休みにコトリさんが帰ってくるのを待っていたよ。
あいにく、春菊が手に入らなかったからロケットで代用することにした。鮎もロケットもマイルドな’苦味’が旨味でもあるから、相性はいいに違いない。

☆炊き込みごはん☆
玄米(雑穀;押し麦、キノア、ミレット合わせて)2合
・玄米はお水につけて1時間程おいておき、炊く前に雑穀を適量足す。お米より2cm上になる位のお水を足す。しょうゆ、酒、みりん、だし、塩を合わせて、土鍋で炊く。

しょうゆ大さじ1
酒 大さじ1:みりん 大さじ1
だしの素小さじ1
塩 小さじ1 

筑前煮用に飾り切りした時にでた小さな切れ端、これを、しょうゆ1:きび砂糖1:酒1で煮付けたものを、炊き上がったご飯に、ざっくり合わせる。
ロケットと鮎の姿煮をのせて、蓋をして鮎が温まるまで蒸らしておく

トッピングに錦糸卵。水溶き葛粉(うちはタピオカ粉で)を混ぜた解き卵を極薄で焼いたもの。今回はサラダクレスを入れてみた。意外にカワイイ。

クレープみたいにくるくる丸めて千切りにすると、ふわふわの錦糸卵ができる。
大葉に紅ショウガ、白胡麻も用意。

お椀によそって、トッピングを好みで足して頂いた。(テンションあがりすぎで、その時の写真は撮り忘れたね)

さて、実はこれは大晦日の夕方のこと。
炊き込みごはんのあとは、年越しそばが待っていました:)

天麩羅蕎麦の予定を山菜に変えて、あっさりと。



押し寿司の記録へとづつく