先日、豪快に「すき焼き」を作りました。:)
テンションマッシブで、写真、撮る暇もなく、たっぷり頂きました。
その翌日、かすかに残った分で作った、すき焼きの卵とじ丼。
その翌日、かすかに残った分で作った、すき焼きの卵とじ丼。
紅生姜をのっけてね。あぁ〜、美味しかった〜。
<コトリさんの冬休み帰郷中に食べたいものリスト>というものを作っていました。
日本食材店のないイギリスの田舎で手に入らないもの、または、学生寮の共同キッチンでこさえるのが難しいもの、わかっているようでよくわかってない、今一度うちの味の’作り方’をおさらいしておきたいもの。
すき焼き、しゃぶしゃぶ、鍋一般
お刺身、お寿司、納豆、ししゃも、焼き魚の代表的な和食
日本的な焼きそば
うち風麻婆豆腐(ピーマン入り)
うち風カルボナーラ(コジェット入り)
パラっとしているけどしっとりのシンプル卵入り炒飯
パリッと鳥腿肉の塩焼き
しかし、大学生ともなれば、基本的にうちにいないさ〜!なので、限られたおうちごはんの日々(ふらっとスペイン旅行1週間、もあったしね)気がついたら君が大学に戻るまで、残りもう数日となってしまいました。
実は昨年末、近所の日系食材屋さんで一年に一度の大セールがあった時に、お米やら、乾物やら、冷凍物、お正月の食卓を豪華にしてくれる海鮮ものなど、お買い物リストを作ってまとめ買いをしに行った事がありました。
その買い出しに行く途中に、冬休みの予定メニューに入れてた「すき焼き」のことを思い出して、すき焼き用のお肉が必要やって。(イギリスのスーパーでは薄切り肉は売られていないし、日系食材屋さんで売られている牛肉は美味しいのだけど、それなりにお高いから、庶民的なメニューでありながら、イギリスでは庶民的なお値段では作れない。韓国系食材が豊富なエリアに行ったら、美味しいものがリーズナブルなお値段で手に入るだろうけど、うちからはやや遠くて間に合わないから、セールならば買っときたかったという。)
お買い物リストはポケットに入っていたけれど、結構な品目量なので、うっかり、お肉を忘れたらといけないと思って、「す〜きい〜やきい、す〜きい〜やきい」と、歌いながらお店に行ったさー。いや、嘘みたいだけど本当の話さ〜。爆。(”や〜き〜 いもぅ〜”の屋台のアナウンスの感じ)
が、いつもあるはずの、普通の牛肉の薄切りが見当たらなかった〜。(( ̄◇ ̄;))
焼肉用の高級和牛はあったんだけど、幾らなんでも、わがやでの’すき焼き’で、その贅沢はaffordできないので、結局、すき焼き用のお肉は買えないまま、新年を迎え、気がついたら、作るなら今のうち作らないと!という時期になり、そして、また、ふらりとコトリさんが帰って来た。
まるで、寅さんのようなコトリさんである。
ふらりと帰って来て、ふらりと出て行く訳ね。
一応前連絡はあるけれど、結構突然で、何日かいるかと思ったら、で、えっ?明日出てくの?!みたいな。
コトリさんには、母親の私とのうちと、お父さんとのうち、友人のうち、旅先、と幾つかのうちが、共存しているから、仕方ないか:)昔はとやかく、君が決めたことに対して文句ばっかり言いがちだったけど、もう今は辞めました。お小言はいうけど、ジャッジメンタルにはなりたくない。君が幸せになるために辿っている旅なのであれば、危ない旅でなければ。
失敗したりもするさ、でも、そういう時に咎めるんじゃなくて、こんな寅さんみたいに言えたらいいなあとも思ったりするなぁ、今はね。(前は、真逆だったからね)
「すき焼き丼」の話から随分と脱線しました。:)
すき焼きの割り下の黄金比
水又は酒 1:みりん 1:しょうゆ 1 砂糖少々
=水/酒 100ml みりん 100ml 醤油 100ml 砂糖30g
やっぱり、すき焼きって美味しい!今回はイギリスで売られているステーキ肉を斜め薄切りにして、それを柔らかくするのにすりこぎで叩いて、とやったけど、時間あったら、叩いたりしなくても、摺り玉ねぎとか塩麹に漬け込めばもっと柔らかくなるはず。ひとりごはんでもこの黄金比で割り下を作ったら、すき焼き風になるから。お肉なしでも、お豆腐、キノコ類、葉野菜で再現できるはず。
で、寅さん格言。
直球でママに飛んで来たのはこれだね。
お互い、肝に銘じよう。:)
天邪鬼にならないように。
寅さんに習おう:)
xox