遅ればせながらのクリスマスプレートの記録。
クリスマスのご馳走料理で教えてもらった栗のスタッフングが入った丸ごとローストチキンが余りに美味しくて、どうしても作りたくなった。実はオーブンが壊れていて、フライパン料理しかできないのだけど、試行錯誤して無事作れましたよ〜、ロースト風チキン(写真は丸ごとではなく半分のショット)と、前菜もまた、ケチャウルキッチンさんからのレシピで美味しいおうちごはんできました〜。:)
栗入りスタッフィングしたローストチキン
ポテト、パースニップ、芽キャベツのガーリックロースト
アスパラガスと海老のサビーチェ風前菜
クランベリーと林檎のソース
ごはんについてはまた続く(以降は思い出話にて)
☆クリスマスといえば、チキン☆
ママの子供の頃は、近所にスーパーとか全くない時代だった。近所の小さな八百屋さんがその辺り一帯の台所事情を支えていたんだよ。季節毎のお惣菜も八百屋のおじちゃんたちが手作りしてそれを近所の人達が買いに行ってた。
その八百屋さんで作ってた、クリスマスのお惣菜。照り焼きでもないんだけど甘辛くて美味しい’鶏腿肉のロースト’。骨つきの鶏肉というだけでも特別でね〜、あれはクリスマスと誕生日の時だけに出てくるものだとずっと信じてたね〜。笑。
だから、ママにとってクリスマスというのは、骨つきの鳥腿肉のメイン、子供用のシャンメリという飲み物(シャンパンの代わりのサイダーで、バンビの絵がついてた)
そして、アイスクリームケーキ。後ろのツリーの横にあるパーティーハットの下の丸いケースに’アイスクリームケーキ’が入ってた。そう、クリスマスだけ、パパがアイスクリームケーキを買ってきた。いつもはクラブで演奏を終えて帰宅は真夜中近くだったから、夜に会う事はまずなかった。その日だけは特別に早く帰ってきてたんだね。
アイスクリームケーキなんて、洒落たものは、八百屋さんには売られていなかったからね。(コンビニのない時代、スーパーも遠い時代だったのでね)
パパの働いていたジャズの老舗の近くで特別に買ってきてくれていたんだね。
唯一見つけた、クリスマスのケーキショット。ママと浩ちゃんは多分5、6歳の頃だね。こたつでアイスクリームケーキとシャンメリショット。ママはちょっと大人の世界を知っているのよ、みたいな含み笑いをしてるよね。爆。浩ちゃんなんか、見事な6:4分け、ナスのへたみたいな髪型してるけどね。爆。お皿の位置が首でさ。おこた入ってて、もう眠くて、言われるままにしてたんと違うか?!っていう気がする、今見直してみると。笑。その時、どうだったのか、生前のばあちゃんに聞いとけばよかったね。
そして、これは、実家を更地にする為の作業を私たち3人でやった時、2012年の2月の写真。ここは上の写真と同じ場所だよ。こたつの位置も同じ。そこに、何十年も経って、おっちゃんになった浩ちゃんと、ママの代わりに、コトリさんが座ってたんだ。
(あの時はご苦労様でした。コトリさんと浩ちゃんは、本当によくやってくれました。大涙で大感謝だよ)ありがとう♡
もう今はなくなってしまったけど、あの時、よく食べにいった近所のヤマナカのラーメン。コトリさんと浩ちゃんの2ショット。このショットをね、ばあちゃんもきっと喜んでいたと思うよ。ママだってなんだか嬉しくて涙がでそうになったからね:)