感謝の心


十二月’師走’に入り、気忙しい日々が続いています。

今年一年の締めくくりで、新しい年への始まりへと繋がる月。

なんとなく、2016年というこの一年を見つめ直したくなってしまう時期。


今日は、凄く嬉しいお裾分けを頂いた記録

’麹’って生きもの、だから、それを創る創造主があってこその、新たな命。

自家製の麹は、創主の手間暇かけた愛情がこもっているから、まるでその人そのもの。

思い起こせば、3月の日本帰国前の左腕の怪我と、6月終わりの右肩捻挫で、マッサージセラピストなのに、これまでやってきたように施術ができなくなった事で、’どうやって生きていこう?’というような、前代未聞な状態となって、その経済的危機感に加えて、肉体的に日常の家事さえこなす事が難しい時期がしばらく続きました。そういう時に限ってまた、特別な出費もかさみ、本当にすっからかんになってしまった夏頃。

昨年の9月から今年の9月までのギャップイヤーを、大学進学と彼女のやりたい事、を実現する為に、朝から晩まで働いてきたコトリさんに生活費を貸してもらったり、(感謝涙。まだ、全額返せてない位、助けてもらっています。←普通、逆でしょう?っていう話。大汗)

怪我のその後を心配してくださって、多分、それだけじゃなくて、コトリさんが家を出て、一人暮らしになった自分の心情とかも気遣ってくれたのかなぁって、これ、ひとつひとつ頂く時、私はその方の笑顔を思い出すし、心遣いをありがたく頂きます。嬉涙。

それにしても、こういう事故があった事は、まさに災い転じて福となすで、健康のありがたみをつくづく実感したし、その状況で、お料理を含めた家事をすることは、自分のためのリハビリとして大いに活躍しました。(一人暮らしだからできる時間にやればいいという、決まった時間制限がなかったことも大きいかもしれません)今日は、痛みなく、寝返り打てた、とか、Tシャツが着れた、とか、掃き掃除ができた、とか、スーパーに行って買い物袋を持つ事ができた、とか、大皿を取り出す事ができた、とか、そういう事が日々のクレジットとなって、翌日への元気へと繋がっていった気がします。

又怪我がきっかけで、フィジオセラピストから、1からの体作りのメニューをもらい、それも、巧して、体はずいぶん軽くなり、お陰様で、今は、夏の事が嘘のように、仕事復帰しています。

大丈夫かなあ、元気にしているかなあ、笑顔が出ますように、ほっこりする時間がありますように、そういう想いって、伝わるもの。そんな、ありがたい人の思いが、連鎖して届いた今日、自分にとって大切なことと繋がる、元気を頂けた、そんな特別な日でした。

ありがとうございました。