ほうじ茶番茶


ほうじ茶と番茶、色も香りも味も違うから、別の種類のお茶の葉だって思ってる外国の方も多いけど、両方ともツバキ科の常緑樹「チャ」の葉から作られる。緑茶もウーロン茶も紅茶もそうで、加工方法の違いで、お茶の呼び方が違ってくる。

番茶は秋から冬にかけて新芽が伸びて硬くなった茶葉で作られたお茶で、すっきりと爽やかな色、香りのお茶。
ほうじ茶はこの番茶や煎茶をローストされたもので、深みのある濃い色と香ばしい香りのお茶。(高温で煎る過程があるから栄養価も変わってくる)

両方とも大好きだけど、今日は、ほうじ茶がメインでちょっと番茶の風味も欲しいなあ。

市販のお安いほうじ茶はちょっと香りが弱いけど、フライパンで煎ると良い香りになる。

実は、ゆっくり寝ている誰かさんを茶葉の香りで目覚めさせたいなあと思って、それで、そんなことをしたんだけどね。笑 

日本で買ってきた有機番茶はそれだけでとても美味しいので、そこに気持ちばかり混ぜて、ほうじ茶番茶にしてみた。

日本のお茶屋さんを思い出す、香ばしい香りに番茶の清々しい茶葉の香りがふわりと重なる。残念ながら、寝室のドアが閉まっていたから廊下止まりで香りが届かなかった。

琥珀色に出来上がったお茶をいただきながら、これもなかなか美味しいなあと、ママはホッとして朝を迎えた。

冷めたお茶をお水の代わりにいただく時もあるので、ちょっと多めに淹れといて、またあとでいただこう。