差し入れを持って君に会いに行く旅

今週に入ってイギリスはぐっと冷え込んだ。
ロンドンから電車に乗って二時間位北に住むコトリさんを訪ねる日の前夜から、霜も降りて、ずっとヒーターつけてる。やや隙間風の入る窓際で作業の多いママは家の中でもマフラーをぐるぐる巻いていたほどだよ。(ちゃんちゃんこも活躍:)

余り遠出をしないから、ロンドン郊外からその先への電車の旅はいつだって新鮮だ。
窓の外、イギリスらしい田園風景が広がる。

すっと背高のポプラ並木と色鮮やかな葉野菜の畑に青空とうろこ雲

神話にもよく登場するニレの樹(elm tree)の姿もイギリスらしい、そんな風景が続く


こういう長い電車の旅では、いろんな訛りの英語の会話が聞こえてきて、そして、テーブルを挟んだ4人席とかだと、トランプを出して昔ながらのカードゲームに興じる人達がいたり、日本の新幹線とはかなり違うけれど、軽食飲み物をサーブするサービスもあって、ちょっとした旅の時間を楽しむ光景、香りや音が聞こえてきて、そんな電車の旅の風情がとても楽しい。

スーツケースの中身はコトリさんの冬服と、前日に仕込んだ煮込み料理に、いつもうちで食べていた簡単なおかず+玄米おにぎり+一人暮らしビギナーさん用の万能ナチュラルメディスン。



そして、とうとう着いたよ

君が住むヨークという街に:)