天婦羅


何十年も主婦をしているのに、揚げ物はどうも苦手です。
正しく言うと、屋台をしていたファラフェルに関してはプロです、と言いたいのですが
日本人として肝心の天婦羅を上手に揚げたことってあったっけ?
という位

そもそも、どうやったら、あのからっとサクサクの天婦羅が作れるのかなあと、調べてみたら、まず、お粉についての国事情があって、天婦羅に使うお粉のグルテン量がサクサク感(軽さ)を決めるとの事。

イギリスの一般的な小麦粉plane flourは日本の薄力粉よりもっとたくさんのグルテンが含まれているのだそうで、だからケーキを焼いたところ、同じ小麦粉を使っているのに、日本のようなフワフワ、ではなく、むしろどっしり、という質感になってしまうのだそうです。
そこで、裏技として、グルテンが少ないお粉を混ぜ込む、とありました。

浮き粉=小麦スターチ(Wheat Starch)が、お勧めでありました。

残念ながらそのお粉は家にはありません。

でも、他にグルテンが少ないお粉を調べてみたら、いろいろあって、おうち飲茶を作るために買ってあった、タピオカ粉。これがグルテンが少ないお粉のひとつでした。
普通の小麦粉とこのタピオカ粉を半々で合わせて天婦羅用の衣を作ってみたら、うわ〜、本当にサクサクです!驚

ちなみに、裏技参照で、玉子ではなく、マヨネーズを使っています。
(娘はマヨネーズ苦手ですが、この使い方では全く、香りも味もなく大丈夫でした)
なんでも玉子の代わりにマヨネーズを使うと、乳化された植物油が衣に分散して水分を残さず揚げることができるので、サクサクになるのだそう。
なりましたしね:)少しだけ、天婦羅、つくりたいときの配分です。


小麦粉Plane flour 25g
タピオカ粉 Tapioca Flower 25g (もしくはWheat Starch?)
マヨネーズ 大さじ1
水 75ml

ししゃもの天婦羅には青海苔がいっぱい。

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