JIMI: ALL IS BY MY SIDE



ジミヘンナイト:トレイラーはロンドンに来て間もないジミヘンがジンジャーベイカーのステージに突撃ジャム依頼して、それをクラプトンに了承してもらって、『はるばるアメリカからやってきた君、名前はなんだっけ?』というシーンから始まる。(この後映画の中ではほくそ笑むしかない音展開になる)ジミヘンを発掘したキース・リチャードの元カノ、リンダ・キースの音への情熱/彼女とジミヘンの成就できなかった情熱 とか、アニマルズのベーシストのチャス・チャンドラーがジミヘンのマネージャーに転身して、ジミヘンを表舞台にだしていく背景とか、ロック思い入れ深い人にはツボが満載。ジミヘンを演じるのがoutkastのAndre3000というのも頷いてしまった。(黒人という人種とそこからのイメージの音のステレオタイプというか、そういうのから、飛び出したのが、ジミヘンだった。現代のアウトキャストの出現も同じように私達の音枠をぶちやぶったミュージシャンとして、途中から、ジミヘンがのりうつってるんやないかと思うくらい、似てきたし。
そういう意味で凄いなぁというか、60'sは凄い。