急に冷え込んだロンドン。
今日はカモミールとリンデンのお花のティーで温まります。
(ハーバルノートさんのGOOD SLEEP tea)
「千の用途を持つ木」として古代から大切にされてきたリンデン(西洋菩提樹)のお花には「ふたつを繋ぐ慈愛」の象徴ともされています。その由来はギリシャ神話によるもので、旅先での貧しい老夫婦の心温かいもてなしに心を動かされた、 大神ゼウス夫妻が、お礼に褒美を尋ねたところ、「死によってお互いが離れ離れにならないように、ずっと一緒にいられるように」という願いでした。ゼウスはそれを聞き、二人に最後の時が来た時、主人を樫の木に、妻をリンデンに変えて、2本の木を寄り添わせた、というお話です。また、この小さな白いお花のティーは古来から不安を鎮め、悪夢を追い払い、安らかな眠りを誘うと言われて"good night tea" とも呼ばれています。
私たちは命を繋いで存在しています。親子や伴侶や友人やいろんな形で目には見えなくとも強く繋がっています。ときには、その目に見えない繋がりの’愛’をいっぱい感じてください。きっと体の中からハートから、温かくなります。もちろん、ハーブの効果も優しく作用します。緊張や不安を鎮めを胃腸の調子を整えて風邪などひかないように、免疫をそっとひとおししてくれます。
今日は精油もカモミールをベースにラベンダーやフランキンセンス、ペチグレインにベルガモットなど、が活躍してくれました。:)