鶏肉とにんじん、茄子の醤油煮込みとマルチグレイン入り玄米粥のお弁当
歯茎で咀嚼できるくらいの柔らかい献立弁当
鶏肉、にんじん、茄子の醤油煮込み
鮭の粕漬け焼きチョイサムの野沢菜風お漬物マルチグレイン入り玄米おかゆお豆腐と鶏の胡麻汁
先日、片方奥歯のフィリングがポロリと外れてしまい、ついでに亀裂発見。亀裂が根っこまで到達すると抜歯確実=治療まで通常通りの咀嚼禁忌、という状況となり。
元々片方の奥歯がひとつ欠けている為、そちら側では噛み砕くことが難しいので、頼りにしていた方の奥歯のポロリで、噛み砕く事が難しい側でのみ咀嚼可能=離乳食、介護食xクロスオーバーな消化に優しい内容の献立となりました。
見た目は普通のお弁当ながら、全てほろけるビックリする柔らかさ。食事による口腔内酸化を防ぐ為、いつもなら添える、レモン果汁、おろし、トマトなど、酸性の食材は控え、代わりに、お粥を炊く時にお酢を大さじ1入れて、タンパク質の吸収力追加。お味噌汁はボーンブロスベースで、鶏肉は豆腐、胡麻、生姜、と一緒にすりおろし、溶き卵を合わせて、卵スープ風。ほうれん草など入れたい所、なかったので唯一あった葉っぱもの、ロマノレタスを粗みじん切りにして、白菜の古漬けも粗みじん切りで、旨みと栄養の強化。
*マルチグレイン入り玄米おかゆ
玄米 1合
キヌアとハト麦 約大さじ1
米酢 小さじ1
いつもの玄米ごはん、玄米と雑穀共に一晩浸水させてから、ザル上げして水切り、土鍋かストウブ鍋で炊いています。今回は、いつもよりずっと柔らかいおかゆ仕立てにしたいので、用意しておいた玄米雑穀を土鍋に入れて、お水多めで炊きました。ミューズリ用のマルチグレインのミックスベースを大さじ1足しました。
大麦やライ麦、かぼちゃ、ひまわりの種をミックスしたマルチグレインは、栄養的に、ビタミンB(B1,B2,B6)、ミネラル(マグネシウム、鉄、亜鉛、マンガンなど)、植物性たんぱく質の補強できるので、ちょっぴり足しました。が、これらには不溶性の繊維質なども多く含むので、胃腸の働きが弱っている時は、摂取量に気をつけます。(ブレンダーやミルで細かくして混ぜ込む方法もあり)でも、私は個人的に、ごはんと一緒に炊いた時の、かぼちゃの種の透け感、クッタリ感が気に入りました。
*鮭粕漬け 近くの日本食屋さんで買った粕漬け、冷凍保存してたの、ブラウンシートをひいてフライパンで焼きました。香ばしく美味しく焼けました。
*鶏肉とにんじん、茄子の醤油煮込
鶏もも肉 2枚
小麦粉 適量
にんじん 1本
揚げなす
ガーリック 1片
醤油 大さじ3
オリーブオイル 適量
こちら見た目は滋味ですが、本当に美味しくて、具材をアレンジしながらよく作る鶏肉の醤油煮込みです。
元々は、ごはん同盟のしらいのりこさんのレシピ(もう、このかたのレシピは間違いない!ですが)絶品”鶏肉のトマトしょうゆ煮込み”。こんな簡単で、こんなに美味しいおかずができるなんて、本当にびっくりの料理。
トマトがなかった時に、試しにニンジンでやってみたら、これが個人的に大ヒットで、繰り返し作っています。料理中の香りも良い。素揚げした茄子もあったので、仕上げに一緒に混ぜ込みました。
鶏肉の柔らかさに驚きます。ジューシーで、一緒に煮る野菜もほろりと口の中でほろけます。
*豆腐と鶏の胡麻汁
鶏のボーンブロスに、鶏ガラから外してすりつぶした鶏肉+茹でにんじん+お豆腐+卵+片栗粉少々を、すり鉢で合わせて、スープに混ぜ込んだ卵スープ。コスレタスと白菜の古漬けを粗みじん切りにして足して、お味噌を入れて、すりごまたっぷり合わせた、具沢山味噌汁。
*チョイサムの野沢菜風お漬物
お粥に乗せた緑は、白菜漬けの漬け液に漬けておいたチョイサムの野沢菜風。シャキシャキ感がおいしいのだけれど、みじん切りにしてトッピングに。これは歯茎では噛みきれないけれど、気をつけながら咀嚼して味わう塩梅。スウェーデンで再会したのりちゃんからもらったすり胡麻が早速大活躍となりました😌
後から、気づいた。イギリスなら、ヨーグルトでオーバーナイトオーツも手軽で、栄養価も高い事。
そしてオーバーナイトオーツ系のメニューはプレタとかに何種類も売られてて、サンドイッチは食べられなくても、意外と選択肢がいっぱいある事。