Nordic plate:北欧の賄いごはん
ストックホルムの家族を訪ねてショートトリップ。
今回は、5日間、買いつけの仕事で北欧入りしている友人と合流してホテルに宿泊。
こじんまりと可愛いキッチン付きで自炊も可能ながら、昼間は家族と過ごすので、ホテルで料理することはなく、夜には友人のホテルに戻り、梱包作業などのお手伝いをして、朝それぞれ出発、の友人と家族の時間の交差する濃厚な旅。
おうちだと、ゆっくりソーセージやら卵焼いたり、ワッフル焼いたり、スープ添えたりするのだけれど
なにせ、朝も早く、そんな時間もないくらい忙しい友人。出かけると次いつご飯食べられるかもわからないくらい忙しくなるので、ささっと朝ごはん食べられるように、冷蔵庫の中にストッキングしてた、ディップやコールスロー系サラダ、スモークサーモンにハム、フルーツ、ジュースなど。
そして、北欧の伝統的な主食、ライ麦パン。Ragbrod(dark rye bread)黒パンはスウェーデン、というより、デンマークでよく食べられているらしい。もちろん、スウェーデンでもよく見かけるし、オープンサンドには欠かせない。でも、確かに、スウェーデンのカフェやレストランのランチなどについてくる無料のパンのコーナーでは見かけないけれど。
日本のふわふわパンとは真逆の、硬めでどっしりとした食感。小麦と比べてライ麦の方が密度が高くて、酸味が強いから、独特な風味、素朴な味わいがある。トーストしたりしないで、そのまま、頂くのが美味しい。(スウェーデン人の家族には、美味しく食べるには、トーストしないでね!と言われた)
見るから、体に良さげなのだけれど、これは期待通りで、小麦と比べると、倍の食物繊維、ビタミンやミネラルも豊富。(特にビタミンBがたっぷり)鉄分は普通のパンの30%増し、カリウムは2倍、血糖値の急上昇を抑える働きがあって、新陳代謝の促進もサポート。少量で満足する感じもあって、炭水化物を摂り過ぎる罠もない。
ハーブとガーリック風味のクリームチーズ、これは間違いなく、美味しい。食べ過ぎ注意。
コールスローは作る派だけど、こうして、市販のものでもあれば、野菜の繊維質をとれるし、これにロケットとかサラダ野菜を足してもいい。チーズにはスモークサーモンが合う。
パンはどっしりしているから、一枚二枚でいい感じ。
小海老+エビの卵/キャビアのクリーミーディップ、ハムに、ロケット、このディップを乗せて、クルクル巻いて食べた。海老好き、だけど、ロンドンではあまり食べないから、嬉しい。
朝のクイックプレートにも慣れてきて、レモンに、アボカド、ロケット、ディルを買い足し。
ある時は、アボカドを潰してペーストにしたり、スライスにして乗せたり。
オープンサンドイッチは、フォークとナイフで切りながら食べるとより美味しい。
パンを食べた後のおかわりプレート。
アボカドを半分に切って、その上に、コールスロー、ロケット、ハーブ、スモークサーモン、レモン絞って。エビのディップも足しました。これも美味しい。
ゆで卵もあるといいなあと思い、お家に帰ったときに、作ってホテルに持ち帰りました。
友人がストックホルムを出て、娘家族の元に移動した後も、今回の北欧風朝プレートがお決まりみたいになって、毎朝楽しみにしながら、いただきました。
ビートルートのディップ、エビがコロコロ入ったシーフードディップを買い足し。
キャベツ(普通のと紫のと)を買ってきて、千切りにして、市販のコールスローを合わせました。市販のものは、自分には、ちょっと甘味も塩気も強すぎるので、こうして、あじつけしてない野菜を合わせたら、ちょうどいい塩梅になります。☺️レモンも絞って。シトラスの酸味が味をキュッと爽やかに締めてくれる感じ。
ついでに、目玉焼きとソーセージも焼きました。
低糖質、低カロリー、食物繊維たっぷりのライ麦パン。市販のトッピングに、サラダ野菜をたっぷり、タンパク源も添えて、頂けば、ワンプレートの上は、小鉢の並ぶ食卓のような世界になる。だから、ナイフとフォークで、切り分けて、トッピングの組み合わせを変化させて、そんな楽しみもあり。☺️
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