北欧旅の賄い綴り ♯6 おうち坦々麺

 北欧旅の賄い綴り ♯6  17/6/23

挽肉からスープと肉味噌を作るおうち坦々麺

おうちラーメンを作りたいんだけど、スープストックを作るのにとても時間がかかるみたいだから、なかなかチャレンジできない、と聞いて、ひき肉で作る簡単なスープを食べてみてほしかったのです。(→絶品おうち塩ラーメン

そう、挽肉を水から茹でて、80℃位の温度で煮込むとできる濁りのない澄んだ「清湯スープ」

そのまま、ラーメンでもいいのだけれど、スウェーデンの外食であまりなさそうな坦々麺を作ることにしました。手作り清湯スープから、坦々麺のスープ、トッピングの肉味噌を作ります。


*坦々麺

<ひき肉の清湯スープ>

合い挽き肉 200g

しょうが薄切り

青ネギ

海塩 ひとつまみ

水 3カップ

1 鍋に材料全てをいれ、水から火にかけて、ひき肉が固まらないようにかき混ぜながら、沸騰したら、灰汁を少し取り、あとは、弱め中火にして、スープが透き通るまで、15分程煮込みます。

このままラーメンのスープに使う時は、海塩を足して、味つけします (オプションで、具材に、ニンニクを足して、最初から皮つきのまま一緒に茹でて、仕上げに潰して皮を外し、混ぜ込んでもいい)

スープを煮込んでいる間に、乾麺を硬めに茹でておきます。トッピングの青梗菜も、一緒に、茹でておきます。


<肉味噌>

スープから出したひき肉

ガーリック、生姜のみじん切り 合わせて小さじ1+

ねぎ荒みじんぎり 適量

醤油 小さじ1+

豆板醤 小さじ1+

コチジャン 小さじ1

きび砂糖 ひとつまみ

ごま油


ごま油を熱して、ひき肉を炒め、ネギ、ガーリック、生姜のみじん切りを合わせて、調味料で味つけします


<坦々スープ>

清湯スープ 上で作った分

みそ 大さじ3

鶏ガラスープの素(代わりに、リキッドチキングレービーを適量使用)

豆乳 カップ1+

練りごま 大さじ2〜

きび砂糖 少々

酢 少々


味見して、塩辛さを足したければ豆板醤を入れてもいいです

1 煉り胡麻に酢、きび砂糖少々を合わせて練ります

2 みそ、鶏がらスープの素を練り合わせ、少しづつ、豆乳を足して、緩めていきます

3 2を少しづつスープに合わせます

3 味見して、塩辛さを足したければ豆板醤を入れてもいいです

4 弱火にかけて、温めます

5 麺を合わせて、器に盛りつけ、青梗菜、肉味噌、白髪ネギ、炒りごまをトッピングします


練り胡麻は、油分が多い為、いきなり水分と合わせると分離します。分離させないで、うまく混ぜるには、酢(油を乳化させる作用)または、砂糖(浸水性で水分と油との橋渡し)をちょっぴり混ぜてから、少しづつスープを足して、クリーミーにしていき、スープに混ぜ込みます。

今日はめずらしく、家族全員お出かけ。ことりさんはヒロちゃんを連れて、ロンドン時代のお友達のバーベキューにお呼ばれ、で帰ってくるのは夜らしい。ご主人は友人のバチェラーパーティー(独身最後の日を祝う花婿のためのお祝い)で朝帰りの模様。ティーンのマヤマヤは試験勉強中。なので、今夜は女子だけの、ほぼ、夜食メニューでした。

みんなのお出かけ前、ヒロちゃんのお散歩がてら、ベビーカー押して、ぷらぷら。(この辺りは車道から隔離された緑のスペースにも囲まれています。野生のうさぎとか見かけます。☺️)そして、近所のスーパーで買い出し。チャンスあると、すぐに、抱っこさせてもらう。😆(きゃわいい!)

’ただいま〜’

本業アロマセラピストなんですが、赤ちゃんの匂いというのは凄い癒しの香りです。芳香成分について調べてみたところ、赤ちゃんの時だけに分泌されている成分には、ストレスを緩和して、幸せホルモンを促進する特殊な物質が含まれているのです。(どうりで!)そして、マッサージセラピストでもあるのですが、赤ちゃんのプニプニ、スムースでつるつるなお肌、感動的、タッチセラピー。これも癒し。😆

どこか、力強い、神話に出てきそうな、母と子のショット。

神々しいコトリさんとひろちゃん。(ゆらゆら腕枕で、寝落ちする瞬間😆)


実は、仕事先にて、フェイシャル手技練習中の為、今回の旅の間、家族に練習させてもらう、も、実践できたらしたい事のひとつでした。(フェイシャルに関しては、6年前、イギリス老舗の五つ星ホテルのサロンでのサービスから始まり、フェイシャルリフレクソロジー的なアプローチと顔筋、その後、マシーンを使ったハイテク施術から、又、古美道含め、ハンズオンの手技へと、諸々更新があって、今、一度勤務先のプロトコールの練習中でした。)

というわけで、子育て中のお母さんは、なかなか忙しくて、大変なのだけれども、隙間を縫うように、仮眠を兼ねて、フェイシャル練習させてもらう。ヒロくんもお母さんの上で熟睡。😴 こういう時間は、冥利に尽きるなあ。


ついでに、経絡セラピーとか、得意のリフレなども、時間の許す範囲でささっとするのだけれども、こうして家族の健康に役立てるスキルを身につけることができたことは、本当に、とても嬉しい。

さて、彼らがお出かけして、私と一緒に留守番中の猫ちゃん。

この猫ちゃんたちの癒しも素晴らしいよね。

普段は一人暮らしの自分にとっては、こういったすべての存在が、愛おしくてたまらなく、感謝の気持ちに溢れるばかり。

後日談:はじめてヒロちゃんと二人で古い友人に会いに行ったことりさんは、早めに帰ってきて、やっぱり親子共々、ちょっと疲れていて、そんな時に、家で待っていて、お迎えすることができて良かった。一緒に住んでいたティーンの頃は、親子喧嘩が多くて、うちに帰ってきてホッとするってことがあったのかな、って、思うくらいなので。今、ようやく、仕切り直しができているような。本当にありがたい存在❤️

試験勉強中のマヤマヤは、生粋のスウェーデン人だけど、ラーメンに並々ならぬ興味を持っていて、自分でも作ろうとしているって、聞いてた。そして、人生初の坦々麺をとても楽しみにしてくれていた事を知った。(本当は、前日に作る予定で告知してたのに、串焼きに変更してしまった。=マヤマヤは、学業の後、夜飲食店でのバイトの日で、そういった遅番の日は夜の賄いを食べて帰ってくるのだけれど、私がラーメン予告をした為、賄いを食べないで帰ってきたら、ラーメンがなくて、がっかりさせてしまったことがあったのね)ゆえに、本当はもっと美味しいの作れたかなあ、と思うが、それでも、今回の、担々麺を、とても喜んで食べてくれたのが、とても嬉しかった。☺️

普段、パーティなど程遠い、穏やかで穏和な旦那様は、明け方にバチェラーパーティから戻られたが、パーティー会場は、深い森の中で、キャンプファイヤーを囲んでの催しだったそうだ。😮 森の奥だから、そこに辿り着くのも、帰ってくるのも、車がないと不可能な位置ながら、車が入れるエリアが限られているから、タクシーさえ頼めない。行きはみんなでより集まっていくからいいが、もし、早めに退場となると、帰りが大変で、参加者の車頼り、誰かが帰るタイミングを見計らって、便乗して、森から街に戻る、というような。まさか、森の奥深くでバチェラーパーティだなんて、街中で行われるイギリスとは全然違う。しかし、それもまた、実に北欧らしいなと、目を細めてしまった。どこか、Dリンチ的なお話。日本でもイギリスでも、そんなパーティーは聞いたことがなくて、シュールだなあ、と目を細めた。


明日は、もう一度手作りスコーンを朝イチに焼くことにした。

家族全員がゆっくり朝昼兼用ブランチを食べれる週末なので、美味しそうな匂いで目覚める、が、できたらいいな、と、夢見るように思いながら、就寝😴

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへにほんブログ村 料理ブログ おうちごはんへにほんブログ村 料理ブログ 健康食へ

レシピブログ          


人気の投稿