コロナになった時の自然療法と食事の記録

self care note when you had COVID

コロナになった時の自然療法と食事の記録

いつか、書こうと思っていた、コロナについての記録。

コロナが流行りはじめた最初の頃に、おそらく感染して、その時は、マイルドな風邪っぽい症状ですみ、そこで、抗体ができたと思ったから、以降、感染症のひとつとして、特別な扱いをせず、自分の持っている自然療法で対処すれば大丈夫だと過信していました。それが、2022年4月、とうとうコロナに感染、その時の覚え記録。

予兆/4月7日 午後から、喉がつまったような咳のはじまり。仕事の忙しさと環境変化の緊張などで、ぐっすり眠れておらず、ちゃんと休めていない自覚があったのと、天候も崩れたりして、体が冷えたのかな、それで、風邪っぽいことになっているのかもと、仕事から帰宅して、元気なうちに、お惣菜などの作りおき、食事をすませ、あったかいお風呂にゆっくり入って、精油ラベンダーとティーツリーの精油を鼻の下、首(うなじ)、足の裏に塗り込んで、早めに、ぐっすり就寝。(この時は、風邪の引きはじめ程度に捉えていたので、アロマセラピーと休養で一晩寝たら治ると思っていました)

症状:コンコンと出る咳。鼻腔と喉のヒリヒリとするような違和感。

処方:アロマセラピー ラベンダーティーツリー 1滴づつ、鼻の下、首筋、足の裏に直接塗布

   お風呂でゆっくり温まる

仕込み:ブラックビーンズの煮込み、茹で野菜(ケール、キャベツ)、玄米おじや

食事:ブラジリアンチキン(近所のブラジリアンのグローサリーで買った味付きチキン、焼くだけのおかず)にんじん、玄米おじや、茹でたグリーンビーンズ、ブラックビーンズの旨煮

*自分が寝込むことになるとは、思ってもいなかった為、特に、療養中の食のストックをしてあったわけでもありませんでした。でも、我が家には炊飯器がないので、鍋でまとめ炊きしたごはんは、一食づつ冷凍してストックしていました。たまたま、前日に買い置きしたフルーツに、加熱するだけのおかずがあって、助かりました。体力があるうちに、煮込みと茹で野菜、玄米はおじやに、全て多めに仕込みました。

発症1日目/4月8日 明け方、悪寒、背中の痛みで目覚める。今までに体験した風邪の症状と、ちょっと違う。熱はなし。基本的に、体温が下がる明け方は、免疫力が下がり、真菌やウィルスが優位になりやすい為、感染症を疑うときは、体を暖かく保つ(特にウィルスが侵入する第一の関所、喉を冷やさないように)パジャマの上にスキー用のタートルを重ね着して(喉〜肺まわりを温める為/シルクのスカーフなどがあれば◎)精油の塗布を再度行う。その後、二度寝。

症状:悪寒、背中の痛み、目頭、頸椎〜背骨にフィルターがかかったような違和感、鼻粘膜に何かが張りついている様なピリピリという違和感、呼吸困難

処方:アロマセラピー ラベンダー、ティーツリー(1滴づつ)の塗布 1日数回

     

同日 9am~体の痛み フローテストを実施、陽性反応。当面の仕事の予定を全てキャンセル。無理して起きなくてもいいとなったら、気持ちがほっとしたか、立ち上がって台所に行き、レスキューリムディー(蒸気吸入のブレンド)を作る。コロナにかかると嗅覚がなくなるというが、まだ、香りがわかるので大丈夫という安心感。

初期段階で抑え込みたいので、これ以上悪化させないよう、抗菌、抗炎症、粘膜浄化と保護、白血球促進、免疫強化、気管支系に効く精油を用いて、蒸気吸入+ラベンダー、ティーツリーを1滴づつ、気になるところに塗布。足裏、マスクにフランキンセンス一滴垂らして、休む。2時間ほど寝たら、咳がずいぶん治っていた。そのまま、横になって休む。

症状:頭痛、筋肉痛の体の痛み、咳、目頭、頸椎〜背骨にフィルターがかかったような違和感、鼻粘膜に何かが張りついている様なピリピリという違和感、鼻腔と喉の痛み

処方:アロマセラピー:マグカップでの蒸気吸入、マグカップに熱湯を注いで、ラベンダー、ティーツリー、フランキンセンス、それぞれ1滴づつ垂らし、目を閉じて(瞳にあたると刺激が過ぎる為)鼻から蒸気を吸い込み口から吐く

    →鼻腔がピリピリと痛む=炎症している粘膜に芳香成分が反応=精油の持つ有機化合物が患部に効いている状態

    *但し、痛いほど沁みる場合は、刺激が強過ぎるので、無理じいをせず、蒸気を少し離して吸入とする。

 レスキューブレンドクリームの塗布 息がしづらい感じが出てきたので、日頃使っているクリームに、フランキンセンス、ティーツリーを2滴づつ混ぜて、肺のあたり〜喉元に塗り込む。(肺のインフェクションが猛威を振るわないよう)←急に症状が悪化して、普段体験しない痛みなどもあった為、精神的に不安感がまし、また、コロナ菌が肺に到達すると猛威を振るうという、これまでのニュースなどもあり、もしかして、寝込んでいるうちに呼吸困難になってしまうのではないか、という恐怖、一人暮らしゆえ、そうなったら、助けを求めるにも求められないかも、という妄想に襲われ、とても怖かったです。なので、一人暮らしのお年寄りなどがコロナに感染した場合の心細さ、不安、恐怖というメンタルへの負のループを実感。幸いにも自分にはアロマセラピーがあり、とりあえず、これをやっておけば、寝ている間にも、きっと精油が活躍してくれるはず、という、心強さ=安心して眠る、となりました。(安心して眠れる、ということは、その人の回復力を高めるのに、とっても大切)

マッサージ ひどい頭痛→頭皮つぼ押しをすると、めちゃくちゃ痛い。鬱滞して浮腫んでおり、痛いところをゆっくりスカルプマッサージして、少し楽になる。

これで、気持ち悪さが薄れて、少し眠る事ができた。そうやって、少し睡眠できると、目が覚めたとき、少しマシになっている、このマッサージと睡眠を繰り返す。

フェイシャル手技の顔筋マッサージ/ツボ押しも効くことを発見。

目頭、頸椎〜腰椎にかけての背骨にフィルターがかかったような違和感→目の周りとこめかみ、耳周り、首の後のつぼ押し(風池、風府、風門)スカルプマッサージで鬱滞していた状態が動いたと思われる。背骨に関しては、自分ではできないので放置。少し体力が戻ったところで、背骨に沿って指圧がほど越せれば、かなり楽になるのでは、という見解。

 

<レスキューオイル>: (100%純粋なエッセンシャルオイル使用/アロマオイルなどの合成オイルはx)

ラベンダー 抗炎症、鎮痙、鎮痛、抗ウィルス、免疫強壮、癒傷作用

ティーツリー 抗ウィルス、殺菌消毒、抗感染作用、粘液過多治癒、白血球活性化

フランキンセンス 粘膜の浄化保護、肺の浄化、粘液分泌の調整、抗炎症、癒傷作用

食養生レッドバナナ、オーツとヘンプのミルク、りんご

偶然にも前日に買い置きしてあったフルーツ。寝込んだ場合の栄養補給に、これだけあれば大丈夫と、安心しました。たまたま賞味期限で安くなっていたレッドバナナが、普通のバナナより栄養価が高いということを後から発見。半分ほど口にしたら、まったりとして美味しい。これに、オーツとヘンプのミルクで熱取りしながら、粘膜の健康に必要なミネラルやビタミンを補えれば良しとしました。

アボカドの買い置きも、いざとなれば、お醤油をちょっと垂らしてそのまま頂ける栄養豊富な食材でした。

ハーブティー:飲みやすいので愛飲している、ポーランドのハーブティー。ヤロウのティーはポットに入れて、喉が渇いたらすぐ飲めるよう、枕元にセット。

スギナ/つくし/Horsetail カリウム、カルシウムなどのミネラル類、ビタミンB1,B2,C, 血液浄化作用、鎮咳、去痰作用、利尿作用、水分代謝の活性化、むくみ、自律神経の整調(心臓、腎臓の機能不全の方、子供には禁忌)→頭痛を含め、体液や粘液などの水分バランスに大きな変動があり、液体過度になっている体内状態=むくみの様な鬱滞状態の排出に役立ちました

ヤロウ/yarrow 抗ウィルス、抗炎症、筋肉痛緩和、発汗、利尿作用、血液浄化(妊婦さん、菊科アレルギーの人は禁忌)→発熱を伴う風邪の症状に役立つハーブ(個人的に色、味も好きなハーブティー)

2日目/4月9日 飲食以外は、ひたすら、寝る。体の痛みに関しては、所々、自己指圧を施す。

症状:筋肉痛のような痛み、微熱、鼻腔、喉の痛み、咳

処方:アロマセラピー マグカップ蒸気吸入、ラベンダーとティーツリー一滴づつの直接塗布(一日2〜3回)、マスクにフランキンセンス一滴

食膳:スパイシープロティン入りオートミールとベリー

オートミール、オーツ&ヘンプミルク、マヌカハニー、ブルーベリー、スパイス(ターメリック)入りプロティンパウダー(ラッテ用のもの)

あと、引き続き、レッドバナナを少しいただく。

ハーブティーで水分補給。

あまり、記憶がないです。それだけ、寝ていたのだと思います。(痛みが和らいで、まとまった時間、眠れるようになったこともあって)

*これは混ぜるだけ、混ぜてしばし置いておくと、より、食べやすくなり、また、美味しい。療養中にうってつけかも。栄養価もバランスも良し。プロティンパウダーがこんなところで役に立つとは思いませんでしたが、助かりました!+レッドバナナを食べると、喉のカタル症状が和らぎ、咳が楽になる事を発見。

*すっかり、忘れていたけれど、小さい時、風邪をひいて寝込むと、母が林檎をすりおろしたのを寝床に持ってきてくれた記憶があります。すりおろしの林檎もいいです。それにマヌカハニーをちょっと垂らしたら、効能的にさらに良さそう。

3日目/4月10日 咳はまだ出るが、他症状はほぼ治る。時々、だるっと感じるが、どこも痛くなく、熱もなく、食欲も戻る。自己免疫の更新はできたという感覚。熱が下がった時点で、確実に抗体ができたはずで、自分の免疫力はコロナよりずっと優勢ゆえに、もう勝敗はついているとみて、今後はコロナ菌との戦いの残骸をいかに体から排出していくかにフォーカス。

食事:作ったのに食べなかった’おにぎらず’を笹の葉で巻いて、作りおきしてあった鶏とおからのそぼろ、にんじんと蓮根のきんぴら、出汁昆布、スティックブロッコリーのおひたしを乗せて、蒸して温め直し。

*体の痛みが治ったので、創意工夫する元気も戻りました。些細な事ながら、食事が美味しいとそれでまた元気も+になるので、家事をするという肉体的リハビリも兼ねての食養生となりました。

そぼろときんぴらのせ蒸しおにぎらず、わかめとお豆腐のお味噌汁

レッドバナナ+マヌカハニー なかなか治らない咳に、レッドバナナと食べると、喉あたりの詰まっている感じが薄れていく感じ。低GI食品でもあるので、血糖値の跳ね上がりを心配することもなく、いいことだらけ。

皮の部分にも、そら豆くんのベッド並にふかふかの繊維質があり、ここにもたくさん栄養が詰まっている。カタル症状の緩和と回復サポート。ほんのり甘みの癒しに腸内環境のサポートも。

*ボロネーズ 体の痛みも無くなって、食欲も戻って、もう寝込んでいないから、普通食で、パスタ。

作りおき冷凍してあったボロネーズを解凍して、そら豆などの植物性タンパク源、バジルペーストにハーブなどを合わせて。創作ごはんを作る元気が完全に戻ってきました。そうして、できあがったものが美味しいと、食べながら、嬉しくなる。それもまた、幸せホルモンの増進となるから、体にはとても良いらしい。実際に作っているときは、栄養バランスなど考えていなくて、彩りや味、食感で創作して、後から、食べたものを解析すると、ほぼほぼ栄養的にも、その時に必要なものがとれていたりして、直感的クッキングに、ありがたや、とほっこり😌

*ボロネーズの作り置きがあったことに我ながら感謝。ソース系は鍋いっぱい仕込んで、あとは小分けして冷凍保存するべし。子供が小さくて毎日お弁当を作っていた時は、当たり前のようにやっていたことなんだけど、ひとりになってからは、鍋いっぱいの仕込みはあまりやらなくなりました。ボロネーズみたいに、アレンジ使いもしやすいソースは、作り置きがいいかな、と実感。(ひき肉メイン、っていうイメージがあるかもしれないけれど、それはたくさんの野菜が入ってますから。実際は、お肉の旨味+その倍以上の野菜です)


4日目/4月11日 症状は咳だけ。その分、喉の違和感はあれど。しかし、フローテストではまだ陽性。

食膳:ラテンサウダージ風味つけの回復食

ブラックビーンズと玄米のおじや、茹で野菜、メキシカンの豆ソース(フリホレス)ブラジリアンチキン、ロケット

フィトケミカルスープ(ヤンググリーン、リーク、生姜)

*結局、この数日冷蔵庫の中にあった加熱するだけのお惣菜ものと、冷凍してあったごはんを使ってのお粥さん、サラダ用のロケットなどで、食の滋養が、まかなえました。療養中は、量ではなく質が大切だと感じます。少しでもいいから、美味しいなあとしみじみ感じられる食事がいい。意図した訳ではなかったけれど、買い置きしてあった旨味たっぷりの味付きブラジリアンチキン+缶詰の豆を使って、ダブルたんぱく質、玄米おじややオートミールのミネラルやビタミン群、繊維質もたっぷり採れた食事になっていました。感染症にかかって、ダウンしたときは、とにかく、食べなくてもいいから、しっかり寝る、水分補給する、そして、お腹が空いた時に、体に優しく良いものが美味しく食べられますように。そのことを改めて感じました。


食膳pt2:メキシカンおじやの献立

鼻腔と気管支の違和感と咳から始まったコロナ感染でした。

ストレス、粘膜なら任せて!という様な、’アロマセラピー’の有効性、そして、アロマセラピーを使っての対処法と、実際に私たちの血と肉となる源の’食’の力、そして、’睡眠’という、人が回復していくために必要不可欠な時間のクオリティについて、ひしひしと体感しました。

結局、コロナに感染して、一番辛かったのは、最初の3日間。

そして、その後、体は元気なのに、咳はなかなか治らず、フローテストで陰性になるまでに、発症してから陰性になるまでに、10日かかりました。

この日数もがんばりどころ。

なんで〜って、イライラするのも、元気になるのを抑え込んでしまうので、休まなければいけない時は、体調の改善を最優先して、休まれますように。




にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへにほんブログ村 料理ブログ おうちごはんへにほんブログ村 料理ブログ 健康食へ

レシピブログ        

人気の投稿