野菜のフィトケミカルスープ
Phytochemical soup
にんじんの葉っぱのおひたしとか、この野菜だけをとろ火で煮込んだスープの味が恋しくなったら、それはきっと体からの、「そろそろデトックスがあるといいね」っていうメッセージかなあと思って、有機の根菜を用意します。
本来のフィトケミカルスープで使われるのは、白菜や大根なども。でも、野菜の種類には、それほど拘らなくて、その時に、手に入った旬のお野菜、または、消費したいもの、を使います。
今回は、そろそろ使い切りたい、玉ねぎ、紫玉ねぎ、少しばかり残っていたセロリ。
葉つき人参だけは、有機のものを買ってきました。
エネルギーが上昇する陽の食材を下に、エネルギーが下降する隠の食材を上に重ねて(しかし、この辺りも、最近はアバウト😅意識はしているけれど、切り方の関係で、お鍋の中で動くこともあるので、厳しすぎない緩さ加減でやっています)ひたひたのお水を注いで、フタをして、トロ火で10〜15分加熱するだけ。粗熱がとれたら、茶漉しでこして、体温+位の温度の茹で汁をお茶のように頂きます。(ほんのりと優しい甘さで胃腸にしみます)
(残りは、お味噌汁や他、お料理に、野菜の旨味汁として使います)
少ない材料で、工夫するようになったのは、切り方。
にんじんの茎はともすれば結構硬くてタフなので、粗みじんに切って茹でると、とても食べやすくなります。にんじんと合わせる事で見栄えもカラフルで、いい感じの食材になります。
フィトケミカルスープは、野菜の水溶性成分と旨味がつまった茹で汁がメインなのだけれど、その出がらし的お野菜は、豊富な繊維質そのものだし、全ての栄養素が溶け出しているわけではないから、出涸らしと呼ぶには忍びない、たくさんの使い回しができるお野菜だから、こうやって、切り分けしておくと、次のお料理に使うときのアレンジがしやすくなります。
そんなわけで、茹で野菜は、そのまま、ちょっとお醤油かけても、美味しいし、スープや、お惣菜に混ぜ込んだりして使い切ります。
今回、ちょびっとだった、セロリ。普通におかかとお醤油でおいしくて、もうちょっと足せばよかったと思いました。😊
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