ほっこり煮つけ三品:セロリの信田巻き/鶏肉とペッパーの旨煮/こんにゃくと平茸のオランダ煮
ほっこり煮つけ三品
セロリの信田巻き
鶏肉とペッパーの旨煮
こんにゃくと平茸のオランダ煮
春の美味しい山菜 ’蕗’(ふき)は、イギリスでは手に入りません。代わりにセロリを使ってよく煮つけを作ります。→セロリの田舎風煮つけ
優しい煮つけ。今回は、セロリの煮つけを作った後に、ペッパーの煮つけを続けて作るので、煮物用のお出汁も多めにしました。
*セロリの信田巻き/セロリと厚揚げの煮つけ
- セロリ
- 薄揚げ 1枚
- 厚揚げ
- かんぴょう
- 出汁 600ml
- かつおぶし ひとにぎり
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 天然塩 小さじ1
- 薄揚げ、厚揚げは、熱湯をかけて、油抜きしておきます
- 薄揚げはすりこぎ棒で平にならして、縦に開きます
- 鍋にお湯を沸かし、2〜3分セロリを茹で、流水にさらします
- セロリの皮を薄く剥き、適当な太さにして、薄揚げの横幅に合わせて、カットします
- 2の薄揚げで、セロリ巻いて、戻したかんぴょうで結びます
- 鍋にかつおぶし、と、出汁を沸かし、醤油、みりん、塩で味つけし、具材を入れて、落しぶたをして、弱火で10分煮込みます
- 器に移して、ひたひたになるくらいまで煮汁をかけて、そのまま冷まします。(残りの煮汁は鶏肉とペッパーの旨煮に使います)
*落としぶたは、パーチメントペーパーを丸くきり、切り込みを入れて使っています
本当はもっとたくさん作りたかったのですが、薄揚げが一枚しか残ってなかった。😅そして、薄い、、ちょっぴり破れてしまいましたが、贅沢は言えません。美味しくなるから大丈夫😊
夜に作ったので、画像が暗いですが、これで一晩置いて味を染み込ませて、できあがり。
日本のピーマンとイギリスのペッパーは大きさも厚みも随分と違うけれど、中近東のグローサリーに行くと、いろんな種類のペッパーが売られています。チリペッパーも多いから、辛さに注意、長ら、この、獅子唐より大きくて、細長いペッパーは辛くなくて、マイルドで、日本のピーマンにかなり近い感じです。
このペッパーを丸ごと使う旨煮。
*鶏肉とペッパーの旨煮
- 鶏腿肉
- ペッパー(ターキッシュの細長いマイルドペッパー)
- 天然塩
- 片栗粉
- 煮汁 (セロリの信田巻きの煮汁:だし300ml、醤油大さじ1、みりん大さじ1、塩小さじ1/2)
- 鶏肉は食べやすい大きさに切って、塩を振り、10分程おいたら、片栗粉を薄くまぶします
- ペッパーは、さっと炙って網焼きし、焦げ目を軽くつけ、下の方に小さく切りこみを入れておきます(切り込みを入れることで、中まで煮汁が入るように)
- 煮汁を沸かしたら、ペッパーを入れ、鍋の中でよく煮えているところに、1の鶏肉を、重ならないように、入れていきます
- 時々、具材を動かしながら、落としぶたをして、鶏肉が煮えたらできあがり。
片栗粉が入っているから、つやつやの仕上がりになります。これが、めちゃくちゃ美味しいです。😆
一晩たって、味がしみしみの旨煮*こんにゃくと平茸のオランダ煮
- こんにゃく
- 平茸(Oyster mashroom)
- 胡麻油 小さじ1
- 出し汁 1カップ
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 鷹の爪
- 鍋にお湯を沸かし、こんにゃくを1〜2分、茹でます
- 味が染み込みやすいように、表裏表面に浅く斜めに切り込みを入れておきます
- 三等分に切って、それぞれ、厚みを半分に切り、食べやすい大きさに切ります
- フライパンに胡麻油を入れ、こんにゃくを炒めます
- 醤油、みりん、鷹の爪を入れ、こんにゃくに味を絡めてから、平茸を入れます
- さっと炒めたら、だし汁を入れ、中火にして、煮汁を煮含めます。
- 仕上げに、七味を振って、できあがり。