春の食養生/筍ごはん

 季節の食養生

筍ごはん

筍とモックチキンの炊き込みごはん

山椒たっぷり


ロックダウン前にチャイナタウンで買い置きしておいたモックチキンの瓶詰めと、日系食材屋さんで買いおきしてあった、日本の’筍の水煮パック’もスタンバイで、春の訪れを感じる食卓を作りたくなって、筍ごはん。

モックチキン(またはモックミート)とは、中国の精進料理用に使われてる、鶏肉の代替食材の事で、チャイナタウンに行くと売られてる瓶詰めの'fried gulten with mushroom in soy sauce' グルテンを使った食材は、日本だと’お麩’が馴染み深いけれど、これは、チャンキーな薄揚げを甘く煮付けたみたいな味つけの食材。

これを瓶ごとお米に入れて炊いたら、それだけで、美味しい炊き込みごはんができてしまう優れもの。

*筍ごはん

  • 玄米3合
  • 餅米1合
  • もちあわ、キヌア1/2合
  • モックチキンの瓶詰め 1個
  • 筍水煮 1個
  • 出汁昆布
  • 山椒
お水はいつも目尺なのだけれど、自分の手の平の甲の厚み、お米の上、1.5〜2cm位の目安で入れてます。

玄米は8時間以上浸水させて、雑穀は、そのまま入れるとえぐみが出てしまうから、茶こしに入れてさっとリンスする事。

玄米と雑穀だけだと、時間と共にパサパサとしたごはんになってしまうのだけど、餅米を入れると、時間が経っても美味しい炊き込みごはんになる。

蓋して、強め中火で、15分前後。
沸騰したら、時間関係なく、そこで弱火にして、それから、弱火にして、12分。
火を消して、10分蒸らす。

うまくできてたら、底にほんのりおこげさんができていて、玄米ベースでも、つやつやの炊き込みごはんができる。

炊きたてを、味見と称して、ほおばる口福は、台所に立っている人の特典。☺️


松花堂弁当’へとつづきます

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