ロシアの家庭料理 ’サラダ・オリヴィエ’なるもの
Russian potato salad/ ロシアのポテサラ ’サラダ・オリヴィエ’なるもの

Danchuの連載 ’今日、なにつくる?’の「冬のロシア家庭料理」で紹介されていたポテサラ。その名も’サラダ・オリヴィエ’
ロシアにはちょっとした懐かしい気持ちになるところが多々あって。
その昔、アエロフロートで何十回と日本と英国を行き来したからかな。
トランジットホテルでのとてもシューリアルな記憶があったり。
旅の道中で頂いたものは、素朴というより質素というような思い出ながら、身(胃袋)に染みた件。
(貧乏学生だったからかな?)
近年は、雨宿りで見つけた、ロシア料理のレストランで、ひとりランチを楽しむこともあった。
→ロシアの家庭料理と雨宿り (ここにトランジットホテルの話も記録してありました)
ロールキャベツも、近年のお気に入りは、’ロシアのレモン風味のロールキャベツ’ガルプツイー’
ロシア語の響きがまた素敵。
そういえば、じゃがいもをそろそろ使い切りたくて、なにをこさえようかと考えていたところだったから、この萩野恭子さんのレシピを参考に、家にあるもので、このサラダをつくることにしました。
味の要のマヨネーズがないけれど、これは手作りすることにしました。難しいと言われるけど、この間、マスターシェフを見ていたら、ブレンダーも使わず、あっと言う間にシェフが作ってたから。しかも、粒マスタードを入れて、とっても美味しそうだった。
鶏肉はないから、なしのまま。
お野菜は他にも使いたいものを一緒に。
*うちのサラダ・オリヴィエなるもの
- じゃがいも
- 菊芋
- にんじん
- スウェード
- 紫たまねぎ
- 胡瓜ピクルス
- 茹で卵
- マヨネーズ
- きび砂糖
- レモン
- 天然塩
- 黒胡椒
- 鍋にお湯を沸かして、じゃがいも→スウェード→にんじんの順に入れ、硬めに茹でます (最初から全部一緒に入れると、じゃがいもが茹で上がった頃、人参がすっかり柔らかくなってしまうので、時間差で)
- 菊芋はオイルでかりっと炒め、塩胡椒します
- 紫玉ねぎは、粗みじんに切ったあと、酢水に5分ほどつけました(つけなくてもいい)
- 具材を合わせて、マヨネーズを入れ、塩、胡椒、きび砂糖をひとつまみづつ足します
- レモンを絞って、できあがり
*粒マスタード入りマヨネーズ
- 卵黄 1個分
- 酢 大さじ1 (白ワインビネガー使用)
- 天然塩 小さじ1/2
- レモン果汁 小さじ1
- 粒マスタード 大さじ1
- 卵黄と塩を合わせます
- 泡立て器で混ぜながら、酢を少しづつ入れます(3回くらいに分けました)
- レモン果汁、粒マスタードを混ぜ合わせ、できあがり
仕上がってすぐは、緩めの仕上がりながら、冷蔵庫に入れて少し置いたら、まったりと、マヨネーズになっていました。そして美味しい!(実はマヨラーでしたが、もう、市販のものを買わなくていいかな。元々、一人暮らしにマヨネーズ、いくらマヨラーでも消費するのに、結構な時間がかかっていて、これ大丈夫なのかな?と思うことがあったから、買うのをやめていました。粒マスタードじゃなくて、マスタードだと又違うだろうし、どんなビネガーを使うかによっても、風味は変わりそう。料理によって、トーンを変えられそう)