炒り豆腐と牛蒡の炊き込みごはんとスープ
私にとって野菜料理のバイブル、カノウユミコさんの「野菜が美味しい!」レシピ本。
その時々、イギリスで手に入る具材の風味や食感、日本のものとはやはり違うかなあと感じることあって、それによって、お肉を足したり、出汁を足したりと、アレンジしながら創作ブギウギ😊
牛蒡は、イギリスのスーパーで見かけることはない和野菜のひとつ。
こちらでは西洋牛蒡というのもあって、最近は、季節の野菜として、たまに見かけるようになったけれど、見た目は牛蒡のようでも牛蒡の風味はない。日本食材店に行けば売られているけれど、庶民価格を超えていて、私のような平民には、なかなか手が出せない食材、。。。😅 (平民っていうのも、あれなのですが、、、)
セントラルロンドンに出たついで、チャイナタウンによって、チャイニーズのスーパーで和食に使える食材調達。牛蒡は大抵、1m位の長い奴が量り売りで、売られています。(一人暮らしには、そんなに必要ないから、半分か1/3位に切って売って欲しい)で、余計に手が出ないのだけれど、この日は、あら、折れて50cm位になってる牛蒡があったから、それをレジに持っていったら、£1出してお釣りがきた😲(驚愕、でも間違えではないよう)
というわけで、いつか作ってみたかった、豆腐と牛蒡がメインの献立をアレンジして、ありがたく頂戴しました。🙏
ちなみに今回使ったお豆腐は、Cauldronのお豆腐で、日本のものよりちょっと大きいから、スープと炊き込みご飯両方合わせて一個、それぞれ半分づつ使用。
茹でて水切り、そして、炒めるところまでは、炊き込みごはん用もスープ用も、一緒にひとつのフライパンで調理。
*豚汁風牛蒡と豆腐そぼろのスープ(5〜6人分)
豆腐 1丁 沸騰したお湯に崩しながら入れて、そのあとざるにあげてキッチンタオルに包み、重石をして水切り 15分位
牛蒡 ささがき
豚肉 適量 (今回は、冷やし豚しゃぶしゃぶを別で作ったので、その時の茹で汁をこして、スープに合わせて、豚肉はしゃぶしゃぶ用のものをとりわけ、一口大にちぎって後から足しました)
ごま油
水
生姜汁 小さじ2
醤油 大さじ3
天然塩 小さじ1
醤(ひしお)適量
柚子胡椒
1 胡麻油ささがき牛蒡を入れて、旨味を炒めます
一口大に崩した豆腐を加え、色づくまで炒めます(豚肉を使うときは、豚汁を作る要領で)
2 鍋にうつして、スープに。仕上げに生姜汁、醤油、天然塩、柚子胡椒で味付け。水の量によるので、ちゃんと味見して調節すること
焼き色がついたところで取り出した大きめスープ用の豆腐と牛蒡
(一緒にうつってる野菜は、副菜用)*お豆腐はもうちょっと焼き色をつけた方が美味しい
*炒り豆腐と牛蒡の炊き込みごはん (5〜6人分)
(味付けと具材共に、控えめのアレンジ版)
豆腐 1丁 沸騰したお湯に崩しながら入れて、そのあとざるにあげてキッチンタオルに包み、重石をして水切り 15分位
牛蒡 10cm位 ささがきにして水にさらす
ごま油 小さじ1
玄米 2合 一晩浸水しておく
もち米 1合 お米を洗う要領で洗ってざるにあげておく
雑穀 キヌア、ミレット、アマラサンスなど さっとリンスする
醤油 大さじ2
天然塩
出汁昆布
1 フライパンに、ごま油と牛蒡を入れて、中火で炒める。
2 香りが出てきたら、水切りした豆腐を好みの大きさに崩しながら加えて、お豆腐に美味しそうな焼き色が出るまで炒める。
3 鍋に玄米、もち米、雑穀を入れ、2と、お醤油、天然塩、出汁昆布を入れる
4 炊きます。
うちの場合は、弱火で10〜15分(鍋や火力によって微妙に違うので、沸騰した時を目安に)弱火で15分、そのあと、火を切って、10分蒸らしたら、ごはんをざっくり混ぜて、出来上がり。

ネギを散らして。

茹で鶏と牛蒡の粒マスタード味噌和え、チョイサムともやしの生姜醤油、ワイルドガーリックの醤油づけ、オクラ納豆、キノコの厚焼き卵、の味見盆

牛蒡と炒り豆腐の炊き込みご飯と賄いの味見プレート
